海外移住日記156話 タイの交通事情は最悪

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引っ越した先のタウンハウスの周辺はひもじい外食事情でした。しかし、基本私は外食しない主義。そのため大した問題はないと初めはあまり気にしていませんでした。しかし、やはり、近くに飯が食えるところがあり、いつでも行けるのに行かない、のと、そもそも近くにないためいけない、というのは意味が違います。

そのため気づけばだんだん不満、不便を感じるようになってしまいました。出不精の私でもたまには自炊じゃなくて外でご飯が食べたく思うこともあります。しかし、とは言え、タウンハウスのある9KILOから、レストランが並ぶロビンソン周辺までわざわざ自転車で2kmを走るのは嫌。面倒くさい。

なんでそんなことまでしなくちゃいけないのかと思い、次第に前より引きこもるようになりました。まあ、元々、休みの日以外は職場と部屋を行き来するのがほとんどという超インドアで引きこもりがちだったのですが、タウンハウスに引っ越したことにより、さらにその引きこもり具合とインドアぶりが強化されてしまいました。

これはマズイ。職場での仕事の会話以外誰とも何も話していない自分がいる・・・海外の、タイの、しかもシラチャにまで来て、部屋に引きこもるとは私は一体何をしているんだ・・・しかも、この時もう40近く。(大げさですが)こんな生活が続いて孤独死なんてしたら目も当てられん・・・そう、次第に何だか訳のわからない焦燥感にかられてしまいました。

このように、家自体には特に(大きな)問題や不満はないものの、それ以外の部分。主に外的要因。周辺環境、立地・・・日々少しずつ、しかし確実に不満がたまるようになってしまいました。しかし、まだ不便や不満はあっても、それは引っ越しを強く決心するほどのものではありません。

それではなぜタウンハウスに引っ越してすぐに後悔をしたのかというと・・・その一番の理由は何と言っても、道、でした。9kiloの道の悪さ。家の周辺の、道、の悪さ。通勤ルートの、道、の悪さ。そしてそれに加えてタイ人の交通マナー、交通ルールの悪さでした。いや、正直言って、これは9kiloがどうとか、シラチャがどうとかの問題ではなく、そもそもタイ全土といっていいのかもしれません。

問題発言になるのかもしれませんが、彼らに車やバイクをもたせてはいけない。まだ早い。危ない。タイの交通死亡事故者数は世界最悪レベルです。実に日本の7.7倍記事参照。日本と比べんなよ、そう言う声が聞こえてきそうですが、自分の生活、特に身の危険に直結してしまうとなると、どうしても考えざるを得ませんでした。