和僑という存在の必要性

Pocket

先日釜山にある日本大使館前の慰安婦像が撤去されました。そもそも慰安婦像の設置自体がウィーン条約違反なのですが、法律よりも情を優先する韓国ではなぜかまかり通っています。そして件の釜山大使館前の慰安婦像も今後どうなるのか分かりません。一部では近くの公園に設置するなどの報道もあります。

これはいわゆる中国韓国の日本バッシングからのディスカウントジャパン戦略。執拗にこれをやり続ける理由は何と言っても、今までに甘い汁を吸ってきたからです。歴史問題さえ持ち出せば、日本は黙って下を向き、譲歩し、お金を差し出す。だから今でも常套手段のように行われています。歴史をねつ造してまでも。

これには過去に主張すべきことを主張してこなかった政治家、そして今でもそんな中国韓国に肩入れする野党には天罰が下って欲しいと思います。そして、もう中国韓国には歴史問題で一歩も譲歩しない一円たりとも国富を差し出したりしない、と政治家には力強く明言して欲しい。

そんな中韓国は海外にまで慰安婦像と言う名の売〇婦像を設置しようとしています。これに対抗しているのが現地の 日本人コミュニティ です。しかし現在ではこの日本人コミュニティが孤軍奮闘しているだけに過ぎません。本来は政府が支援するべきなのでしょうがそれだと外交問題に発展してしまう恐れがあります。

それならばどうしたら良いのか?私は、海外に数ある日本人コミュニティが連動して動くべきなのだと思います。このような日本人に対する明らかな悪意を持った行動によって不利益を被るのは、結果的に海外で暮らす当の私達なのですから。

しかし現状存在している日本人コミュニティの多くはただの寄り合いであり、情報交換や簡単な経済活動など、形式的なものにとどまっています。また今世界中に数ある日本人コミュニティ内は独自に活動しています。

それは華僑印僑アラブ人のハワラのような相互扶助を目的とした、強い結びつきを持つ強固な組織とはほど遠い状態になります。そして海外にいる日本人は個人的な成功ばかりに目を向けがちですが、これからはもっと大局的に見るべきなのではないかと私は思います。今の状態では、今後中国や韓国の悪意に日本人は対応できなくなるかもしれない。それに対応する為にも在外日本人の利益と誇りと生活を守る組織が必要だと思います。

今現在在外邦人は130万人を超えると言われています。そして日本を飛び出して海外で活動活躍する日本人は今後も増え続けると思います。そんな日本人が安心して不利益を被らずに安心して暮らしていけるように、一人一人、一つ一つは小さくとも、それを一つにまとめて影響力を行使できる、連動して活動できるそんなまとまり、母体ができればいいと思います。

そして本当の意味での、和僑、という組織ができればいいと思います。