AirAsiaのフライトキャンセル 便利なLCCの落とし穴について

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先日名古屋へ一時帰国をしてきました。今回はエアアジアを使っての帰国。かつてタイー名古屋間のフライトは2万バーツを切っていて、1万バーツ台(6万円~)があれば、ラッキーくらいなものでした。しかし、それが今、同航路の安いチケットは6000バーツ(2万円くらい)とかであります(荷物や食事のオプションなし)。

チケット代がリアルに3分の1の料金になり、本当に便利な世の中になったと思います。しかし、そんな便利なLCCですが、気をつけないといけないのがチケットのキャンセル。正規?航空会社ではそんなことないらしいのですが、各LCCは採算が合わないフライトの場合、勝手にチケットをキャンセルして、リスケジュールしたりします。
※リスケジュール=勝手に違う日時のフライトに変更すること。

今回、そんなトラブルに自分も見舞われたので、一連の流れを備忘録として残しておきます。しかし、後からネットで調べてみると出るわ出るわ被害報告。そして私の利用したエアアジアへの不平不満の多さ。知らなかった・・・これからはきちんとLCCのリスクを考えて利用せねばなりません。

リスケジュールの問題はフライトの日程のみならず、ホテルの問題もあります。ちなみに私の場合、今回は日本への一時帰国のため、問題ありませんでした。しかし、これが違う外国の場合、スケジュールを勝手に変更されても当然その分のホテル代は補填してくれません(オプションをつければいいそうですが)・・・あぶねえ。

ていうことは最近行った、フィリピンやジャカルタでも同様のことがあったかもしれないということか。しかもその連絡はSNSまたは登録メールアドレスまで届きます。それを確認していなければリスケジュールされたことも気が付きません。本当あぶねえ。これからは旅先でも登録メールアドレスを毎回確認しないといけない・・・そんな私の今回のAIRASIAのトラブル。ちなみに今回の一時帰国は下記のような4泊5日の予定でいました。

10月5 日 バンコク-名古屋(10月8日の早朝名古屋着)
10月10日 名古屋-バンコク

とりあえず、この行きの便が出発のおよそ3週間前にキャンセルになりましたとのメールが突然届きました。初めてのことに意味がわからない私。新しいスケジュールは翌日の10月6日とのこと。しかし、そうすると名古屋滞在が3泊4日になってしまいます。今から考えるとたった1日なので別に良さそうなものなのですが、納得が行かない私は拒否することにしました。

そう。AirAsiaからのメールにも書いてありますが、別に勝手に変更されたスケジュールのフライトに絶対に乗らなければ行けないわけではありません。AirAsiaから提示されたフライトが嫌な場合、ざっくりいうと下記のような選択肢を取ることができます。

1. 追加料金なしで別の自分の好きなスケジュールに再変更
2. ポイントにする
3. 払い戻し

しかし、問題なのはここから。特に1を選んだ場合が面倒くさいのです。フライトの変更方法は、何か専用のフライト変更のプラットフォームがあるわけではなく、口頭もしくはメールやSNSでAirAsiaに伝える、というおよそ令和の時代とは思えぬなんとも原始的な手法。しかもこのリアクションが薄く、かつ遅いのでイライラします。

この点でネット上でも罵詈雑言の嵐となっています。さて、希望フライト変更の方法ですが、現時点(2019年10月)では3つの方法があります。それが下記。

1.電話
2.メールフォームから記入
3.ツイッター

このうち1.の電話は繋がりません。私の運が悪いのか、私の実家の電話が悪いのか、何度日本語コールセンターに電話かけても繋がりませんでした笑。これはラチがあかない。

というわけで続いて2.のメールフォームから連絡を選択しました。こちらは、こちらの状況、登録者情報を書き込み、希望日を告知すれば(その日が空いていれば)変更可能となります。日本語対応可能なので楽なのですが、いかんせん返信が遅い。かつ返信がとんちんかんで要領を得ない。日本語ができる外国人?なのかアホなのかどっちかです。

というわけで3.のツイッター。正直これが一番手っ取り早いです。こちらのAirAsiaのツイッターにDMを送れば大体3,4時間後には返事が来ます。スピーディーとは言いかねますが、他の2つに比べればまだ早い方。かつ返信内容も的確です。しかし、一点難があるとすれば、それは、英語、での会話になるということ。ちなみに1,2は日本語対応となります。

まあ、そうしたわけで結局、行きの便はAirAsiaのツイッターのDMにて無事スケジュールを変更することに成功しました。それが下記の日程。

・旧
10月5 日 バンコク-名古屋(10月6日の早朝名古屋着)
10月10日 名古屋-バンコク

・新
10月7 日 バンコク-名古屋(10月8日の早朝名古屋着)
10月12日 名古屋-バンコク

・・・・・そう。帰りの便10月12日。台風19号が日本に直撃した日。
わざわざこの日程をチョイスしてしまったのでした・・・続きます。