AirAsiaのフライトキャンセル 便利なLCCの落とし穴について2

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前回の続き。

私がチョイスした新しいフライトスケジュール

↓↓↓
10月 7 日   バンコク-名古屋(10月8日の早朝名古屋着)
10月12日 名古屋-バンコク

帰りの便10月12日。台風19号が日本に直撃することになる日・・・だって知らんもん。台風来るなんて。3週間前だし、タイで日本の台風情報なんて見てないし。しかし、日本に到着後、両親に帰りのフライトの話をした途端、その日台風直撃だぞ、と言われてしまいました。いやいや大丈夫だろう。そんな行きも帰りもフライトがキャンセルされるなんて、そんな奇跡・・・

しかし、事実は小説より奇なり。皆さんご存知、歴史的に大きい台風、日本列島をすっぽり包む非常に勢力の強い台風19号が12日日本列島に直撃。ええ。予想通りフライト欠航になりましたよ。ていうか中部国際空港も遅延と欠航の嵐。ていうか空港に行く名鉄も全面運休。飛行機が飛んだとしても空港に行けないという状態。むしろ早めに欠航、フライトキャンセル→リスケジュールの連絡くれ、と思っていました。

結果的にフライト欠航→リスケジュールの連絡が来たのが、フライトを翌日に控えた10月11日の午後。やっとか・・・そしてリスケジュールされたフライトを見ると翌13日の朝7時40分名古屋発バンコク行き・・・マジか。しかも念の為の3時間前に空港に来い、とか書いてあります。・・・4時40分に空港行けるか!始発で行っても空港に到着するの5時半ころだぞ。まあ、仕方ない。3時間前は無理だとしても始発で空港へ向かおう。

どちらにしても新しいスケジュールが決まりほっと一息ついたことは確かでした。タイに住んでいる友人知人に1日タイ到着が送れることも伝えます。そして翌日。12日。台風直撃の日。小雨と微風。そう。三重県と関東にはかなりの被害をもたらした台風19号。名古屋は(場所によるかもしれませんが)大した影響なし。これ、絶対飛行機飛べただろう。まあ、最悪を想定するというのは大事なこと。

しかし、ここからが訳が分かりませんでした。12日のお昼過ぎ。突然1通のメールが届きます。そこには、13日7時40分のフライトが再びリスケジュールされた、とありました。新しいスケジュールは13日の12時・・・そうか。それならそれでありがたい。それならば朝早く起きずにもう少し常識的な時間に移動できる。

と安心していたのもつかの間。今度は昨日送ったメールフォームからの返信が届きました。そこには、貴方の新しいフライトは13日の7時40分のフライトになります、と記載してありました。ん?さっきメールで新しいフライトは13日の12時と来たばかりだけど・・・メールフォームに再び送信することも考えましたが、メールフォームの返信は遅く、翌日のフライトに間に合わない可能性があります。

仕方がないのでAirAsiaツイッターにDMで事の顛末を送ってみることにしました。結局、私の新しいフライトはいつの何時なのですか?と。するとDMを送ってから3時間ほどで返信が来ました。来たのはいいのですがその内容は、貴方の新しいフライトは15日の朝9時になります、とあります。???15日?13日じゃなくて?この時点でAirAsiaから提示された新しいフライトは下記のようになります。

1. 13日12時(登録メールアドレス)
2. 13日7時40分(メールフォーム)
3. 15日9時(ツイッター)

なんだこれは?一体どれが正しい情報なのか?ちなみにこの時すでに12日の夕方の17時前。もし、新しいフライトがメールフォームの情報が正しく13日の7時40分だとしたら、朝4時には起きなくてはいけません。一番返信が早いツイッターで再度DMを送ります。

上記のようにすべてで回答が違いますが、結局私の新しいフライトはいつですか?そしてその旅程表を送って下さい。仮に新しい旅程表が届かなかった場合、どのようにチェックインすればいいでのか?と。するとはかったかのようにきっちり3時間後に返信がありました。そこには、現在混乱しておりご迷惑をおかけして云々という定型の謝罪文。そしてご要望の旅程表を再送付いたしますとありました。

しかし、送られてきた旅程表はアップデートされたものではなく古いもの(とっくの昔にキャンセルされた12日9時のもの)でした。長々と書かれた文面を何度読んでみてもフライト日時の記載はありませんでした。しかし文末に、新しいフライトは登録メールアドレスをご参照下さい、とありました。

ということはツイッターやメールフォームからの返信は無視して、登録メールアドレスに届いたフライトが正しいということか・・・しかし、空港チェックインに必要な新しい旅程表もありません。あるのはメールが届いたということのみ。しかし、返信によると予約番号ですべて把握しているので新しい旅程表がなくてもチェックインできるとのことでした。本当か?かなり不安ですが仕方がありません。

まあ、とにかく明日、13日12時に空港に向かおうと思っていた12日の夜。20時頃に再びAirAsiaからメールが届きました。そこにはまたリスケジュールされたとありました。新しいフライトは13日の9時30分・・・もう知らん。もう、9時30分に合わせて空港に行って、そこで乗れなかったら大いに暴れてやろう。

翌日13日。名古屋は晴天。通常、国際線は2時間前チェックインがデフォルト。ということで空港に7時30分くらいに到着するスケジュールで動きました。中部国際空港に到着するとそこは・・・長蛇の列。こんな光景見たことありません。そして、なぜか・・・綺麗な人が多かった・・・まあ、これは全然関係ない話です。しかし、名古屋ブスというのは嘘ですね。

まあ、そんなことはともかくめちゃめちゃ並ぶのを覚悟してAirAsiaのカウンターを探します。するとあれ?AirAsiaのカウンターには5人くらいしか並んでいない。並んでいないのは並んでいないでなんか不安。やっぱフライト時間が違ったのか?恐る恐る後ろに並びます。

並び始めてから10分ほどで自分の番がやってきました。カウンターにて古い旅程表を渡しつつ、昨日のフライトがキャンセルされて今日のフライトに変更されたと連絡が来たんですけど・・・と簡潔に説明すると、ああ、はいはいとチェックイン手続きが進みました。そしてあっけなくチェックイン完了。ヽ(=´▽`=)ノ

無事に13日9時30分のAirAsiaのフライトに乗ることができました。そうか。やはりメールフォームよりもツイッターよりも、登録メールアドレスにぺろっと送られてくるメールの情報が正しいということか。ということで結論。AirAsiaでフライトのキャンセル・リスケジュールが合った場合、連絡のとり方は3つある。

①メールフォーム②コールセンター③ツイッターのDM。そして新しいフライト情報を知る方法も3つある。①メールフォーム②登録メールアドレス③ツイッターのDM。

しかし、そのフライト情報は必ずしも一致するとは限らない。結局、一番正確なのは登録メールアドレスに送られてくるメールの内容。そしてLCCを使うときはフライトの前日には必ず登録メールアドレスをチェックしなくてはいけない。突然キャンセルされていることもあるから・・・今回は台風直撃というレアケースかもしれませんが、これからは毎回夜8時くらいまではメールのチェックをしたほうが良さそうです。