ジャカルタ夜遊び体験記35 ジャカルタの若者はなぜか闇を好む 2019年6月

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ジャカルタ3日目の夜。今日は夜遊びしなかった分、夕食を豪勢に過ごすため中華料理屋でいつもより大量注文。目の前に並ぶ大量の料理。と言っても3品だけなのですが、良いことなのか悪いことなのか、ジャカルタの中華は古き良き中華料理屋。1品の量が多い。自分の胃袋を過信した注文が仇となりました。

初めこそ目の前のたくさんの料理にテンションが上がり、ビールを飲みつつ、少しずつつまんでいました。しかし、途中で気が付きました。あ、これ全部食べるの無理だわ。美味しいという感覚はかなり早い段階で過ぎそこからはひたすらビールで無理やり流し込む作業。気持ちはまだ20代のつもりでも胃袋は40代。全然入っていきません。

なぜか突然、食べられなければ残しなさい、と言っていた母親の言葉を思い出しました。当時は、何を言ってるんだ?と思いましたが、そういうことか。結果、半分近く残してお会計。腹は満パン。上からも下からも食べたものが出てきそうになりながらホテルに帰宅することになりました。

しかし、ジャカルタに来てから思ったのですが、あの道端に座っている人たちは一体何をしているのだろうか?ジャカルタ(あくまでも私が滞在していたコタエリア)では昼から夜まで道端にたくさんの人が座っています。浮浪者かと思いましたが、けっこう若い男女もいます。

彼らは一体何をしているんだ?家がないのか?逆に外のほうが涼しいのか?しかし、彼らが座っているのは電灯もない真っ暗なところ。私が住むタイのパタヤでも夜に外で座って何かしらしている人らがいることはいます。しかし、彼らは明るいところでスマホをいじっていたりしています。

それが、ジャカルタの人たちは真っ暗なところに潜んでいます。夜目が効くのか?暗闇を好むのか?まあ、別に個人の自由、趣味嗜好なのでいいのですが、夜遊び帰り、歩いて帰るときにびっくりします。突然、暗い夜道に座っている人と遭遇する。思わず、うわっと声を出すくらいびっくりします。

まあ、向こうは向こうで、スキンヘッド白ヒゲサングラスマッチョの私、が突然声を挙げたことで、びっくりしています。結果、暗闇の中で双方ともに驚くという状況。こんなことがほぼ毎日のように繰り広げられていました。しかし、暗闇の中で一心不乱でスマホをいじっているその姿は、まるで昔教科書でみたアヘン漬けにされた清人のようでした。

また、これも全然関係ない話ですが、ホテルのエレベーターがヒュンダイ製で、これが超遅い。動作がいちいち全部遅い。移動も扉の開閉も。そして移動中は超怖い代物。乗っている時の横揺れが半端ない。ああ、これが事故って死んだら俺も英霊となって靖国行けるかな?なんて、酔っていたこともあり、思わず考えるほどでした。

やっぱエレベーターは三菱が一番だな、そんなことを思いながら部屋に戻りました。そうして、この日はそのまま就寝となりました・・・今日一日、酒飲むのと飯食うことしかやってねえ。


さて、海外旅行する時に毎回迷うのがホテル選び。価格、設備、サービス、立地・・・考慮する点がたくさんあります。しかし、目的が夜遊びすることのみと決まっているならば、いっそのこと繁華街近く、もしくは繁華街まで徒歩圏(治安にもよるけど)、もしくはタクシーなどが捕まえやすく、そして帰りのタクシーで目印となる箇所があるところが望ましいかと思います。だってどうせ夜遊びしかしないんだから・・・

一般的にインドネシアのジャカルタは、北部(コタなど)、中部(モナスなど)、南部(ブロックⅯなど)、といった感じで分類されます。簡単に、北部は中華街を主にしたローカルエリア、中部はオフィス街、南部は歓楽街兼日本人街、となっています。ちなみにJKT48の本拠地があるのは南部になります。

今回のジャカルタ訪問。私の目的はがっつり夜遊び。特にパラダイススパコタインダーに興味がありました・・・だったらもういっそのこと、それら遊ぶ箇所にほど近いところに泊まったほうがいいのではないかと思いました。それならばコタ駅を中心とした北部に宿泊するのが便利そう。

さらにもっと細かく言うと・・・タクシーの乗り降りや治安などを鑑みて大通り沿いにあるホテルがベスト。というわけでジャカルタの地図と遊びに行く予定の風俗の場所をしっかりと確認。穴が開くほど地図を見た結果、コタ駅Jl. Raya Mangga Besar の間くらいのエリアでかつJl. Hayam Wuruk の大通り沿いがベターではないかと判断しました。

ということで前置きが大分長くなりましたが上記条件で探しに探しまくって決めたのが、

FAVE HOTEL(フェボホテル)でした。

場所はコタ駅からJl. Raya Mangga Besarの方へ800mくらい南下したJl. Hayam Wuruk の大通り沿いにあります。外観はこのように高級ホテル(ショッピングモール併設)のよう。内観もこのように豪華?そのものでした。

肝心の立地ですが、コタインダーまでは徒歩圏?1.5㎞ほどの距離。パラダイススパ(1001)も同じく1.5㎞ほどと徒歩で十分カバーできます。またホテル置屋として有名なHOTEL TRAVELまでも1.5㎞・・・そう、すべての場所に徒歩で行くことができるわけです(私は歩くのが好きなので。1.5㎞を苦痛と思わない人であれば)。まあ、タクシーを使っても大した金額にはなりません。

また近くには中華街があるため中華料理には事欠きません。中華街のショッピングモール内にあるフードコートで昼から中華を肴に酒も飲めたりします。また、FAVE HOTELが入っているショッピングモール内にもフードコートあるので日中は食事で困ることはありません(締まるのが早いです。おそらく18時ころ?)さらに歩いて10分くらいのところには、ジャカルタで有名な餃子店やラーメン屋、日本食屋もあります。

さて一番気になる宿代ですが・・・時期やタイミングによるかと思いますが、一泊500バーツ(1700円くらい)~となります。コストパフォーマンスはかなり高いホテルではないかと思うので、私同様ジャカルタに夜遊び目的(特にコタエリアの、コタインダー、パラダイススパ、ホテルトラベル)で赴く諸兄にはぜひこのフェボホテルをおすすめしたいと思います。