海外移住日記第163話 シラチャ再開発の行方

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シラチャの再開発の続き。また、この東部回廊計画によって、現在何もない、ただただ、だだっぴろい荒野が広がっているシラチャ駅付近が開発されるのではないかとも言われています。しかし、・・・というかそんなことになったらシラチャは逆に廃れるのではないか?だって鉄道が開通したら、そして現在1日1本しかないタイムスケジュールが改善されれば・・・バンコクから電車で通勤すればいいではないか。

ちなみにバンコクからシラチャまではおよそ100km。ちなみに現在バンコクのエカマイからシラチャまでバスで2時間かかります。しかし、鉄道(あくまで高速鉄道)ができれば1時間ほどでしょう・・・十分通勤圏です。まあ、そんな夢のようなこと、さらにそんな夢のような話を前提にした話をしても仕方がないのですが・・・。

そんなセントラルの進出と東部回廊計画ですが・・・まあ、実際の話、セントラルはともかく、少なくとも私が生きている間に、バンコク-シラチャ-パタヤ間を通勤可能なスケジュールで鉄道が走る、なんてことは実現しないと思います。下手したら私がタイにいる間に高速鉄道が開通すること自体あやしい。

だって、シラチャ中心部の下水?排水工事が1年以上かかっても終わらなかったのです。一時期ゴールデンシティ(マックスバリュー周辺)を潰す政治的目的か?なんて説も流れたくらいです。しかし、シンプルにこれがタイの、そしてシラチャの現実。それとも市民に直結する下水?排水工事は後回しにしても、巨額のお金が動くであろう高速鉄道計画はスムーズに進むというのか・・・ありそうだ。これはこれで闇が深いのかもしれません。

まあ、シラチャのセントラルだって、できるできると数年前から言われていますが、まだ着工すらされていません(2019年10月時点)しかし、建設予定地である元々あったガソリンスタンドがなくなり、がらんとした空き地となっているので計画自体は間違いないのだとは思います。

しかし、まあシラチャの今後は、セントラルの建設による町の再開発、そして流入してくる外国人、それを構成する人種も含めて大きく変わっていくことになるのは確かなのかもしれません。まあ、その頃私がタイにいるのかどうかも分かりませんが・・・

現在パタヤに住む私ですが、パタヤほどとは言いませんが、もう少しシラチャが発展し、もう少し汚く、もう少し下卑て、もう少し混沌な感じにシラチャが改造されるのであれば、パタヤシラチャに再び引っ越すというのも選択肢に入ってくるかもしれません。