ジャカルタ夜遊び体験記37 地獄の乗り物トランスジャカルタ 2019年6月

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ジャカルタ4日目。今日は朝から縁日祭へと向かうべく珍しく朝早く起きていました。事前にチェック済みの交通手段、トランスジャカルタ、にて縁日祭が行われているブロックMを目指します。ちなみに私が宿泊していたFAVE HOTELから最寄りのトランスジャカルタの駅であるGLODOK駅までは300mほどでした。

ホテルを出発して歩いて5分ほどでGLODOK駅に到着。そこから事前に調べたとおり、チケットカウンターでまずICカードを購入します。シンプルに”NEW CARD PLEASE”で通じました。初期カードの代金は4万ルピア(300円ちょっと)。そのうち2万ルピアがカード代?で残りの2万ルピアが運賃として利用できます。

ちなみにトランスジャカルタは一律す料金でどこまで行っても一回3500ルピア(30円くらい)。ということは5回(2往復半)できる計算となります。ちなみに残りの2万ルピアはあくまでもカード代金であり、カードを返却したからといって2万ルピアが返ってくるわけではないようです。

まあ、とにかく無事にチケットをゲットしてゲートをくぐります。あとは来たバスに乗るだけ。待つこと数分、ブロックM行きのバスがやって来ました。これであとはバスに乗っているだけで目的地であるブロックMに着くわと安心していたのも束の間、何故か突然バスが停車。しばらくすると動き出しましたが、次の駅で意味もわからず突然停車。そして全員降りろと降ろされてしまいました。

ちなみにその駅はモナス駅。本来なら縁日祭の帰り、もしくは翌日に観光で行こうと思っていたところ。その駅で何故か降ろされ、バスはどこかに行ってしまいました。訳が分からず周囲を見渡すと周りの人も同様によく分かっていない様子で混乱していました。故障でもしたのか?何だったんだあれは?

・・・まあ、次のバスに乗ればいいわ、くらいに簡単に考えていましたが、これが甘かった。次にやってきたブロックM行きのバス、超満員。テレビの映像などでよく見る日本のラッシュ時の満員電車、いやそれ以上の乗車率。リアルに乗客が窓に張り付いています・・・これは乗れねえわ。次だ次。しかし、次のバスも同様に超満員。次だ次

・・・そんなことを繰り返し、気がつくと1時間以上経っていました。いや、バスは5分くらいに1本は来ます。つまり10本以上のバスを目の前で見送ることになりました・・・これトランスジャカルタで移動するの無理じゃね?そう思い、もういっそのことタクシーで移動することを考えはじめました。

しかし、先程から数本に1本、目的地のブロックMではありませんが、路線図を確認すると、ブロックMの数駅手前まで行くバスもちらほらとやってきます。どっちにしろタクシーで移動するなら、その駅まで行ってからタクシーを使ったほうが経済的。しかもそのバスはブロックM行きのバスよりも空いている。少なくとも車内には入れそうです。どこに行くか分からんがそれも観光。というわけで次にやってきたそのバスに乗ることにしました。


さて、海外旅行する時に毎回迷うのがホテル選び。価格、設備、サービス、立地・・・考慮する点がたくさんあります。しかし、目的が夜遊びすることのみと決まっているならば、いっそのこと繁華街近く、もしくは繁華街まで徒歩圏(治安にもよるけど)、もしくはタクシーなどが捕まえやすく、そして帰りのタクシーで目印となる箇所があるところが望ましいかと思います。だってどうせ夜遊びしかしないんだから・・・

一般的にインドネシアのジャカルタは、北部(コタなど)、中部(モナスなど)、南部(ブロックⅯなど)、といった感じで分類されます。簡単に、北部は中華街を主にしたローカルエリア、中部はオフィス街、南部は歓楽街兼日本人街、となっています。ちなみにJKT48の本拠地があるのは南部になります。

今回のジャカルタ訪問。私の目的はがっつり夜遊び。特にパラダイススパコタインダーに興味がありました・・・だったらもういっそのこと、それら遊ぶ箇所にほど近いところに泊まったほうがいいのではないかと思いました。それならばコタ駅を中心とした北部に宿泊するのが便利そう。

さらにもっと細かく言うと・・・タクシーの乗り降りや治安などを鑑みて大通り沿いにあるホテルがベスト。というわけでジャカルタの地図と遊びに行く予定の風俗の場所をしっかりと確認。穴が開くほど地図を見た結果、コタ駅Jl. Raya Mangga Besar の間くらいのエリアでかつJl. Hayam Wuruk の大通り沿いがベターではないかと判断しました。

ということで前置きが大分長くなりましたが上記条件で探しに探しまくって決めたのが、

FAVE HOTEL(フェボホテル)でした。

場所はコタ駅からJl. Raya Mangga Besarの方へ800mくらい南下したJl. Hayam Wuruk の大通り沿いにあります。外観はこのように高級ホテル(ショッピングモール併設)のよう。内観もこのように豪華?そのものでした。

肝心の立地ですが、コタインダーまでは徒歩圏?1.5㎞ほどの距離。パラダイススパ(1001)も同じく1.5㎞ほどと徒歩で十分カバーできます。またホテル置屋として有名なHOTEL TRAVELまでも1.5㎞・・・そう、すべての場所に徒歩で行くことができるわけです(私は歩くのが好きなので。1.5㎞を苦痛と思わない人であれば)。まあ、タクシーを使っても大した金額にはなりません。

また近くには中華街があるため中華料理には事欠きません。中華街のショッピングモール内にあるフードコートで昼から中華を肴に酒も飲めたりします。また、FAVE HOTELが入っているショッピングモール内にもフードコートあるので日中は食事で困ることはありません(締まるのが早いです。おそらく18時ころ?)さらに歩いて10分くらいのところには、ジャカルタで有名な餃子店やラーメン屋、日本食屋もあります。

さて一番気になる宿代ですが・・・時期やタイミングによるかと思いますが、一泊500バーツ(1700円くらい)~となります。コストパフォーマンスはかなり高いホテルではないかと思うので、私同様ジャカルタに夜遊び目的(特にコタエリアの、コタインダー、パラダイススパ、ホテルトラベル)で赴く諸兄にはぜひこのフェボホテルをおすすめしたいと思います。