海外移住日記第167話 広い家を持て余し結局寝室に荷物を全部置く

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シラチャでのタウンハウス生活でのこと。さて、キッチン、ベランダを閉鎖して、これですでに150㎡のうち40㎡は閉鎖することになりました。また、既述のように一階のトイレは簡易キッチンとして利用しています。あとは2階の二部屋。一部屋は私の寝室。そしてもう一部屋は、これまた既述のように洗濯干し部屋となりました。

要するに私のタウンハウス生活は、開始数週間で150㎡の広さの家を全く活用することなくスタートすることになりました。そんな限られたスペースのみでの生活。思わずこち亀で、丸井一家が麗子のマンションを貸してもらったはいいものの、広すぎて寝室の一角で生活している場面のようだなと思いました。

一人暮らしに150㎡越えのスペース。基本的に物欲がなく、備え付けの家具家電以外これといったものがありません。そのため、その広さを持て余しまくりでした。せめてもの抵抗?としてその広いスペースを無理やり使うべく、荷物をわざと散乱させたりしていたくらいでした。

しかし、逆に広すぎて荷物を取りに行くのが面倒くさい。どこに何を置いたかわからなくなり家中徘徊するという始末。結果、もう面倒くさくなり、必要なものすべてを寝室におくことに・・・結果、すべてのものに手が届く範囲で生活することになりました。まさに本末転倒・・・それならそもそも広い家に引っ越した意味ない。

また、その家の広さゆえ掃除が超大変でした。自分の生活スペースの掃除はそれなりにしますが、それ以外はそもそも行くことすらないので、当然掃除なぞしません。当たり前ですが、しばらくするとホコリがたまりまくり、ついには層のようになり、つまめるほどになっていました。

この状況じゃそもそも女の子呼べないな・・・いや、この汚さは逆に女の子がいない・独身だ、という証左になる・・・それを話しのネタにどこかの女の子を部屋に呼ぶか・・・なんて妄想だけが膨らむ悲しい1年。停電もなし。断水もなし。ネットの切断は一回(ルーターの再起動?のため)のみ。

住み始める前は色々問題起こるんだろうなー、なんて覚悟していましたが、意外にもタイのローカルエリアもかなりインフラは安定してきているのかもしれません。そんな良くも悪くも何も起きないタウンハウスでの1年が過ぎていきました。