移住先を決める際のもう一つの必要条件

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私が海外の移住先、長期滞在先を決める第一条件は 食 になります。基本的にご飯が美味しくないところで生活するのはきつい。いくら普段自分で料理をするからといっても外食文化がない、美味しいものを食べたい、美味しいものを作りたい、そういうパッションがない国に長期間住むのはつらいものです。

確かにそうなのですが、この食とは別にもう一つ移住先としての絶対条件があります。それは、お酒が飲める、国であるということです。最近では健康を気にするようになりあまり深酒をしないようにはなりましたが、それでもお酒を飲むこと自体に加えて、それ以上に自由にお酒が飲めるという開放感や、レストランやバーなどの明るく盛り上がっている雰囲気が好き、という意味もあります。

ちなみにこのお酒が飲める、という条件にはいくつかのクラスがあります。このクラスをSS~Dくらいに分ける条件にはざっくり以下のものがあります。

お酒が飲める

お酒が買える

昼間でも買える・深夜でも買える

色々なところで買える

お酒が美味しい

外でお酒が飲める

この全ての条件を満たす国というのは意外に少ないです。ちなみに私が今住んでいるタイは、A~Sクラスになります。何故かと言うと朝から夕方と深夜12時以降はお酒が買えません。(売ってるところもあるけど基本NG)さらに欧米はどうかと言うと、B~Aクラスだと思います。若干国によりますが、基本買う時間制限(夜9時までとか)あり、買える場所が酒屋のみ、外でお酒を飲んでいると逮捕される、などがあるためです。

それでは日本はどうかと言うと・・・ぶっちぎりのSSクラスに当たります。そう。日本は世界的にもお酒に対してかなり寛容な国なのです。コンビニ、ドラッグストア、スーパーなど、どこにでもお酒が置いてあります。また居酒屋、ファミレス、食堂、そば屋など、どこでもメニューにお酒があります。またベンチ、電車の中、家の近所の公園、そんな場所でも飲酒が可能です。そんな自由な国が日本。

まあそんな日本ほどお酒に自由な国とまでは言いませんが、それでもAクラスくらい、外で飲めなくてもいいから、自由にお酒が買える国がいい。そういう意味でもカナダは選択肢からは外れるかもしれません。カナダは、お酒が売っているのがリカーストアのみ。夜9時まで(店による)など。ただこれはあくまで現時点での条件にはなります。

実際毎日昔浴びるように飲んでいたお酒も今では一人酒はしないようになりました。ひょっとしたら数年後には全くお酒のことを一顧だにしなくなるかもしれません。それはそれで何か大切なものを失ったようで寂しい気もしますが・・・