海外移住日記第171話 普通のタイ人女性との出会いを求める

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当時、私が暮らしていたタウンハウスはガウキロという場所になります。私のガウキロの家から職場までは3kmほどあり、どうしても車、バイク、自転車のどれかでの移動が必要となります。ちなみに私がそれまで住んでいたシラチャプレイスは職場まで1kmちょっと。徒歩で通勤できる立地にありました。

それでは、そんな不便なガウキロというエリアになぜ引っ越したかというと・・・タウンハウスに興味があった、広い家に住んでみたかった、というのもありますが、それと同時に生活エリアを変えれば何か起こるかもしれない、というのもありました。というのもシラチャ中心街はイコール風俗街。スナック・カラオケ、という名の置屋がのきを揃えています。

遊ぶだけならこんな最高の立地はないでしょう。自分の住処の目の前に風俗店が並んでいるわけです。出張者にとってこれほど便利なことはないでしょう。しかし、私は在住者。遊びをしないわけではありませんが、当時のマインドとしてはきちんとした付き合いができる女性を欲していました。

職業差別をするわけではありません。しかし、やはり風俗街で出会った女性と将来は考えられません。悲しい結末に至って打ちひしがれる友人をたくさん見てきました。そして自分も同じ運命をたどるに違いない・・・やはり普通の女性と出会いたい。それならば、普通に暮らしている女性との出会いを求めるのならば、もっとローカルのエリアに行くしかない。

当時の私はそう短絡的に考えました。それならば出会えるのではないかと・・・そうして半ば希望を込めてガウキロに引っ越したのでした。しかし、それならば、もっと違うエリアでも良いのではないかという話になります。そう。それも当然考えました。確かに当時、バンセンやパタヤからシラチャに通勤している知り合いもいました。

また、前職の財閥系鉄鋼会社勤務時代の同僚もシラチャではなくバンセンからピントンという工業団地まで通っていました。シラチャは騒々しい、風俗街、だという理由で・・・まあ、そういったわけで30km離れているパタヤはともかく、13kmほどしか離れていないバンセンなとは十分候補の一つに入ってはいました。

そう、特にバンセンはブラパ大学というマンモス大学がある学生の街記事参照。向こうがこちらを気にいるかどうかは別として、若い学生と出会いが、少なくともシラチャよりはあるかもしれません。女子大生との出会い・・・そそられる。そう思ったのは確かです。