海外移住日記第173話 女子大生か身の危険かで悩む

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さて、シラチャでのタウンハウスからの引っ越し。その引越し先に頭を悩ませます。シラチャ中心部に戻るのか、それとも逆にもう少し離れてタイのローカルエリアに挑戦するのか。しかし、立ちふさがる交通機関というインフラの壁。そう、タイは(バンコク以外)日本のように交通インフラが整備されていません。

そう。既述のようにシラチャ近辺の道路事情によりシラチャ郊外からの自転車での長距離移動は無理です。しかし、車やバイクは買う気がありません。ちなみに日本で暮らしていた頃は、車はもちろん乗っていましたし、自分の車も持っていました。バイクに至っては原付、中免、大型まで持っていました。

しかし、タイでバイクや車を運転しようとは思いません。タイで運転することはただの自殺行為。交通死亡事故者数が毎年のように16年連続(2019年時点)という交通修羅の国、愛知県から来た私でもタイでは運転なぞしようと思いません。ちなみにタイの交通死亡事故者数は日本の7~9倍に達しています。

そういえば、間一髪で逃げ出したのですが、昔バンコクの不動産屋で働きかけたことがありました。その時、車の運転が必須(お客さんを案内するため)だったのですが笑いながら、タイでは一度や二度絶対事故起こすことになりますよ、そうして運転を覚えるんですよハハハ、と言われたことを思い出しました。聞いていて、こいつ頭がおかしいのかと思いました。

・・・・・シラチャ郊外か、バンプラ、アオウドム、はともかく、バンセンはちょっと惜しい・・・というのも話は変わりますが、私はかつてシラチャにある某日系商社系の大手企業で働いていたことがあります。その時の同僚の多くがバンセンに住んでいました。

まあ、その時は、日本人社員一人につき、車と運転手が付いていて、自分で車を運転する必要がありませんでした。そのうちの一人(当時40歳)が女子大学(バンセンにある巨大大学ブラパ大学)と付き合っているという話を聞き、俺もバンセンに住もうかな、なんてことを思ったことがあります。

そう。バンセンはタイの湘南とも言われるタイ人にも人気エリア。リゾート気分で住むことができます。しかし、それよりなによりバンセンは在籍学生数千人とも言われる学生の街。そこら中を女子大生が闊歩しています。ひょっとしたら何か出会いがあるかもしれない・・・そう考えたっていいでしょう。

しかし、バンセンに住むためには、いつ来るのか、いつ出発するのか分からないソンテウで出勤するか、それとも命の危険を代償にしてバイク通勤するかの二択しかありません。ちなみに通勤時間も今の10~15分から30~45分と2,3倍かかります。女子大生との出会いか・・・それとも自分の命を危険にさらすか、けっこう迷った結果・・・やはり命あっての物種。シラチャ郊外は諦めることにしました。