海外移住日記第176話 レムトンサービスアパートメント

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シラチャでの新居探し。念願のタウンハウスからの退去が決まったため、新しい住処を探す必要がありました。面倒な作業ではありますが、やはり嬉しさや楽しさが勝ってしまいます。早速、ネットでピンときた物件にアクセスして、内覧希望を出していくことにしました。

物件1。レムトンサービスアパート。シラチャ中心部から少し離れたところにある老舗サービスアパートメント兼ホテルになります。外観は完全に時代に取り残された遺物のようですが、それでも今でも何とか経営はできているようです。ちなみに、これは余談ですが、レムトンサービスアパート兼ホテルはお化けが出るという噂で(悪い意味で)有名でもあります。

基本的にタイでスタジオタイプの部屋といえば30㎡ちょっとの広さがメインとなります。しかし、このレムトンはスタジオタイプでも40から50㎡と広く、玄関を開けると部屋がズドーンと広がっています。まさに昔のタイの建物の作りそのものでした。それはそれで部屋が広く見えるというメリットはあります。しかし、逆にエアコン代がめちゃめちゃかかるというデメリットもあります。何しろタイの電気代は日本と同じかそれ以上にかかります。

しかし、レムトンがいかに古い建物とはいえ、一応シラチャでも高級?(タイ人にとっては?)な部類に入るサービスアパート&ホテル。設備やファシリティはなかなか豪華なようでした。さらにホテルも兼ねているのでフロントスタッフによるサービスも充実しています。そんなレムトンですが、ネットで調べてみると8000バーツからありました。複数の部屋がヒットしたのですが、当然、金額によって内装のレベルが違います。

ちなみに8000バーツの部屋はというと・・・まあ、自分で頑張って掃除すればなんとかなるかな?くらいのレベルでした。まあ、私はもともとブラック不動産会社での勤務経験があります。その時の社長がお金に汚く、清掃業者を雇うことを嫌っていました。社長からは、清掃業者にかかった分、お前の給料から天引くぞ、と毎度のように言われていたので、自分で掃除することには慣れていました。

まさか、あの時の経験がこんなところで生きてくるとはなー。人生に無駄な回り道なんてないんだな、なんて思わず思ってしまいました。写真で見たくらいの汚れであれば許容範囲であり、自分で掃除できるレベル。というわけで早速オーナーにアポを取り内覧させてもらうことにしました。