海外移住日記第178話 レムトンの内覧を終えて

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シラチャにて。タウンハウスからの引っ越しによるレムトンサービスアパートの内覧。ちなみにレムトンサービスアパートは、サービスアパート、ホテル、コンドミニアム、と部屋が別れています。私が見ていたのはレムトン内にあるコンドミニアムの部屋。つまり、サービスアパートやホテルのようにメイドサービスは含まれていません。

まあ、そもそもメイドサービスなど不要なのですが、困るのは、コンドミニアムだけあって、インターネット回線も含まれていないことです。タウンハウスに引っ越したときのようにまた、一からネット回線を契約しなくてはいけませんでした。まあ、その辺は家具家電と同様にオーナーに相談しようと思い、部屋の内覧を終えました。

さあ、次はファシリティだ。そう思い、付いてきてくれたおばちゃんスタッフにお願いすると不思議そうな顔をしています。ん?ファシリティを見せて?困ったような顔をするおばちゃん。ファシリティという言葉が通じないのか?それならと、フィットネスジム、スイミングプール、などと分かりやすい単語を並べてみました。

ようやっとおばちゃんは、私が各種ファシリティを見たい、ということを理解したようでした。しかし、おばちゃんからの返答は、ファシリティは見学できない、でした。なぜだ?工事中か?いや、違う。おばちゃん曰く、コンドミニアムの住人はファシリティ使用不可だからとのことでした。

???ちょっと待て。それは話が違う。ネット情報でも、オーナーからもファシリティを使えると聞いている。そう反論してみてもおばちゃんは困ったように顔を振るばかり。埒が明かないのでオーナーに連絡をとるも不在。仕方がないのでこの日はこれで家に帰ることにしました。

その夜、私の元にオーナーから連絡が入りました。部屋は気に入ったか?と。そこで懸案事項だった家具家電のことを伝えるとそれらはすべて入居前に新しいものに買い換えると言われました。細かく正確に何と何を買い換えるのかと聞くと、エアコン、冷蔵庫、テレビ、ベッド、電子レンジ。この5点は新品にするから安心しろと言われました。

・・・だったら、そもそもあの古い家具家電はないほうが、内覧する客の心象はいい気がする。まあ、それなら特に問題はありません。ちなみに汚れている部屋やところどころ破れている壁紙、ボロボロのカーテンも新調してくれるとのことでした。それならば部屋自体に問題はありませんでした。

さらにネットに関しても相談すると、オーナーがネット回線を代理で引いてくれるとのこと。その分家賃に上乗せして支払ってくれればいいからと。言ってくれました。これで残る問題はただ一つ。ファシリティに関してのみだけとなりました。