海外移住日記第180話 急激に失せていくレムトンへの興味

Pocket

シラチャでの新居探し。レムトンサービスアパートでの内覧が終了しました。しかし、ここで一つ問題が発生。それはファシリティについて。何とファシリティがコンドミニアム住人は無料では使えないということが分かりました。なんだかなあ。これが、レムトンが寂れている原因なのかもしれません。これまでのシラチャなら良いのかもしれません。殿様商売ができたのかもしれない。

しかし、今のシラチャは新しいコンドミニアム、サービスアパート、ホテルが次々とできています。すでに各物件がしのぎを削る激戦区。そんな中、レムトンサービスアパートは正直ただの過去の遺物。内覧で訪れた感想として、そんなに館内の設備がいいわけでも、立地がいいわけでも、スタッフのサービスがいいわけでもありません。ただただ古い建物。

それではなぜ生きていけるのか?それはシラチャという特殊な環境があります。シラチャ近郊には大量の日系企業が集まる工業団地があり、そこを訪れる数日~数週間という短期出張者が年がら年中やってきます。一部の噂では、それらの会社のタイ人担当(総務とか人事とか)に現金ばらまいて、出張者が泊まるホテルに強制的にしていると(あくまでも)といわれています。そういった意味で相場感覚がずれているのかもしれません。

ちなみにそんなレムトンのファシリティ。本館から渡りを通って別館のようなところにあります。プール、カフェ、フィットネス、お風呂。そのうち3ヶ月4000バーツというのはプールとフィットネスのみ。お風呂はまた別料金になるとのことでした。唯一、フィットネスにタオルが常備されているのは良いサービスだと思います。

しかし、フィットネスは小さく(およそ8畳ほど)、設備は最低限。かつ狭いところにスタッフが常駐しているので自由に運動はしづらい雰囲気です。さらにプールは、おそらく全長20mほどの大きさ。こちらも併設されているカフェやフィットネスにいるスタッフの目が常にあるため、がしがし泳げるような雰囲気ではありませんでした。

写真でみると洒落ていますが、実際はプールサイドから海等が見えるわけではなく、リゾート感覚も湧きません。うーん。このフィットネスとプールに月1333バーツか・・家賃8000バーツと合わせて9333バーツ。お得感が一気になくなってしまいました。というわけでレムトンサービスアパートへの引っ越しに暗雲が立ち込め始めました。