海外移住日記第181話 会ったことない人にお金を振り込むのは無理

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シラチャのタウンハウスからの引っ越し。レムトンサービスアパートを内見したのはいいものの、ファシリティが(無料で)使えないということが発覚しました。料金を支払えば利用できるようですが、3ヶ月4000バーツとのこと。ここに家賃を加えると月9333バーツほどの金額となってしまいます。

それも踏まえてオーナーと再度交渉開始。こちらの要望はファシリティをオーナー負担にすること。しかし、それは流石に無理とオーナーからの回答がありました。交渉が暗礁に乗り上げかけた時オーナーから最終オファーがありました。それは、ネット代をオーナー負担、にすることでした。

通常タイでネット回線を引く場合、大体各社一番安いプランで500-600バーツと横並びとなっています。それをオーナーが負担してくれるとのことでした。ネット代はもう必要固定費。ということは実質500-600バーツの家賃値引きと一緒。うーん、それならばいいか、と手を打つことにしました。

そうしてようやく契約一歩手前というところまでいきました。しかし、まだまだ決めなくてはいけないことがあります。まずは入居日の決定。これは今のタウンハウスの契約が4月末で終了するので、5月1日からで決定。それに合わせて部屋の内装工事や家具家電、ネット回線の設置をお願いすることにしました。

次にデポジットの支払い。2ヶ月分の支払いが必要とのことですが、これは相場なので全然問題ありません。しかし、問題はその支払い方法。向こうは銀行振り込みを要求してきました。これでひと悶着ありました。部屋の内覧こそしましたが、それはサービスアパートのスタッフの案内によるもの。私はまだオーナーと会ったことがありません。

まだ、会ったことのない相手の銀行口座に2ヶ月分の家賃を振り込むのはやはり抵抗があります。ちなみにタウンハウスの場合は、オーナーの家で直接やり取りをしていたので安心でした。しかし、レムトンのオーナーとはいまだLINEでのやり取りのみ。やはり、直接オーナーに手渡すか、もしくはオーナーであると証明できる人同席のもと支払いたい。

というわけでオーナーへ、レムトンサービスアパートのスタッフ同席のもとレムトンのフロントでお金のやり取りをしたい、と提案してみました。しかし、オーナーは現在バンコクに住んでいるためシラチャまで行く時間がないのでそれは無理だと回答してきました。いやいやそれじゃあデポジットは支払えない、デポジットを支払ってもらえないと入居準備ができない、と水掛け論になってしまいました。

最終的にオーナーが折れる形で、それじゃあ今度の週末にシラチャ行くからそのときに会おう、ということになりました。が、しかし、その当日、約束時間の2時間前に突然キャンセル。やっぱり行けないからお金は銀行口座に振り込んで、という連絡が来ました。何だそれ?話が振り出しに戻ったぞ。もう信用できないと結局契約は白紙になりました。