タイの女性が一番綺麗な私を抱いたのは貴方でしょうと叫ぶ

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歌から読み取るタイ人女性の本音

私が今住んでいるパタヤは外国人、主に西洋人の街のようになっています。当然飲みに出かけてもお店には洋楽がかかっていることが多い。私はあまり気にしないのですがパタヤに住む日本人のおじさんなどは、落ち着かなかったり居心地の悪い思いをしている人がいます。

そのためパタヤから北に13㎞ほどにあるシラチャまでわざわざ出向く人がいます。だったら初めからシラチャに住めばいいのに、とも思うのですが。過去記事でも述べましたがシラチャは世界的にも特殊な日本人街になります。

日本人が好むように(とタイ人が思っている)町がカスタマイズされています。当然たくさん軒を並べている日本食屋では日本の歌がバックミュージックでかかりまるでここは日本なのではないかと思うほどです。

そんなシラチャには日本人を相手にしたスナックカラオケも数十軒もあります。そしてそれぞれの店に10~20人の女の子が働いているので、シラチャにいる夜の蝶は1000人近くいるということになります。

スナックとカラオケの違いですが、スナックはほぼガールズバーと同じです。カラオケは日本のいわゆるカラオケではなく、キャバクラやクラブに近いです。値段設定もシラチャの場合、スナック飲み放題1時間500B(約1500円)、カラオケ飲み放題1時間800B(約2400円)~になっています。

このスナックやカラオケは別に日本人専用ではない(JAPANESE ONLYのところもある)のですが、お客さんはほとんど日本人になります。女の子もタイ語か日本語のみで、ほとんど英語を解しないので必然的にお客さんは日本人のみになります。たまにチャレンジャーな西洋人や片言のタイ語や日本語を話す中韓人がいますが。

一時期に比べると日本人客の入りはそんなに多くはないようですが、それでも店の前を通ると気持ち良さげに日本の歌を熱唱する歌声が漏れ聞こえてきます。正直私なんかは何が楽しくて、知らないおっさんの歌を真隣で聞かなければいけないのだ、歌が歌いたいだけだったらカラオケボックスに行けばいいのに、それとも若い女の子に自分の歌を聴いてほしいのか?そう思い足が進まないのですが、なかなかに繁盛しているようです。

私はせっかくタイに住んでいるのだからできるだけタイ語を覚えたいと思い、お店では日本語は一切使わずタイ語のみで会話をするようにしています。しかし駐在員や短期出張者にはタイ語オンリーというのはハードルが高い、ということでやはり日本語が喋れる・理解できる娘の需要はあるようです。

そんなシラチャのスナックやカラオケですが日本語の歌を歌える女の娘が何人もいます。そんな彼女たちの歌う歌で特に印象に残っているのが何と言っても、

中島美嘉 の、一番綺麗な私を、でした。

中島美嘉という歌手は当然知っていましたが、しかしそれは、雪の華、や、ORION、など有名なものだけでした。そんな日本人の私ですら知らない歌がなぜかタイ人の女の子の間で有名です。

この歌は夜の店で働く女の子は皆知っていてどこで飲んでいても必ず聞こえてきます。歌詞を全てよく聞いてみると(受け取り方は人それぞれだと思いますが)恨み節と言うよりは、貴方と一緒に居た時が一番私は綺麗だった、だと思うのですが、タイ人の女の子が歌詞の全てを理解して歌っているとは思えません。

おそらくこの印象的な詩の一部分を切り取って意味を理解している可能性が高い。と言うことは?そんな彼女たちが歌っている時の気持ちは、ひょっとしたら我々に対する大いなる皮肉なのではないか、そう邪推してしまいます。

日本とは違い、タイのスナック、カラオケはおよそ風俗と同義語になります。唯一女の子に拒否権がある、というのが日本の風俗との大きな違いですが、それでも中には意に沿わない一夜を過ごすこともあるのだと思います。

そんな中彼女たちが歌う、一番綺麗な私を抱いたのはあなたでしょう

そう日本語で歌うタイ人の女の子を見て何故か切なさが込み上げてくるとともに、そんな彼女たちにゾっとしたりします。あっけらかんとして笑う彼女たちですが、心のどこかで遊んで去っていく男たちに恨めしい気持ちがあるのではないか、と。

そういえばタイの女の子は激情的な娘が多いことで有名です。タイに長く住んでいる人ならばタイの女性が恋人とケンカして男の一物をちょん切る、いわゆる阿部定事件を一度や二度聞いたことがあると思います。

私は何もやましいことはしていない、そう自負していますが、ひょっとしたら彼女たちからすると何か思うところがあるのかもしれない。何故かそう考えさせられました。