海外移住日記第182話 買いたいときが買い替え時

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シラチャのタウンハウスからの引っ越し。第一候補だったレムトンが白紙となり改めて新居探しがスタートすることになりました。というわけで物件2。スカイコンド。同じくネットで調べていたらスカイコンド8000バーツというのを発見しました。早速、連絡をしてみることにしました。どうやら個人ブローカーが仲介に入っているようでした。

内覧はいつでも可能とのことだったのでそれでは即日でお願いすることにしました。同日18時に物件ロビーにて待ち合わせ。ロビーにて待っていたのは全身タトゥーの入った兄ちゃんでした。まあ、タイの若者のタトゥー率は個人的感覚で80%といった感じなので別に気になりません。そして普通に明るいお兄ちゃんでした。

お兄ちゃんの案内で早速部屋に向かいました。部屋には・・・お兄ちゃんの奥さんと子供とおぼしき親子が雑魚寝していました。まあ、こういうところがタイです。別に気にせず部屋の中に入ります。部屋の中は何もありませんでした。いわゆるスケルトン物件。かろうじてエアコンとキッチンの枠組みがあるだけ(コンロは付設済)。それ以外の家具家電は何もありません。

入ってすぐキッチン・リビング。そして右手に寝室とバス・トイレ。寝室には、壁付けのデスクとベッドの土台はありますが、マットレスもありません。要するに自分で丸々一式揃えろということです。本当に箱のみの賃貸のようでした。だから8000バーツか・・・なるほど、ちょっと考えものだ。しかし、部屋自体は悪くありません。

スカイコンドの立地はシラチャを縦断するスクンピッドの東側。イオンシラチャの裏側にあります。イオンに入っているマックスバリュが24時間営業なので買い物に苦労はしません。しかし、現在(2020年時点)イオンシラチャはかなり廃れており(一部ではシラチャのランドマークであるロビンソンを経営する財閥一族が嫌がらせをしていると噂あり)、特に便利な立地というわけではなくなっています。

そんなスカイコンド。8000バーツとはいえ家具家電なしか・・・必要なものは・・・マットレス、冷蔵庫、リビングテーブル、椅子・・・まあ、リビングテーブルと椅子はちゃぶ台でもいいか・・・となると必須なのはマットレスと冷蔵庫となります。2つ合わせて15000バーツくらいか。うーん、金額も痛いですが、何より面倒くさい。

また、当然ネット回線の契約も必要となってきます。やることが一杯だ。せめてマットレスくらいは準備してほしい。その旨をお兄ちゃんに伝えてみました。するとその場でオーナーに連絡。しばらく問答がありましたが、オーナー側でマットレスは準備すると条件提示がありました。

なるほど。さすがにその場で即決する気はなかったので、一旦部屋を出てファシリティの見学に向かいました。プールは広々。25mはありそうです。フィットネスは狭いですが、まあこんなものでしょう。その場で決めたそうなお兄ちゃんに一旦持ち帰り明日にでも返事すると伝えて家に帰りました。

自分の部屋に戻り、熟考した結果、スカイコンドで話を進めることにしました。翌日。その旨お兄ちゃんに連絡すると・・・私の後に内覧をした客が即決して売れてしまったと返事が来ました。ほんまかいな。こうして2件目の物件も流れてしまい、新居探しは再び白紙に戻りました。