タイのチェンマイで初めてできた外国人の彼女13

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チェンマイからメーサイへのビザリセット旅行の続き。メーサイに到着してバスから降りるとすぐに待機しているソンテウ(乗り合いバン)に乗りこみ、国境に向かいます。まずはタイ側で出国手続きをするのですが、この出国手続きが混んでいる時は1時間くらいかかることもあります。

そうしてタイの税関を抜けると橋を渡りそのままミャンマーの入国手続きをします。ちなみに当時、ミャンマーへの入国料として10ドルまたは500BAHTの入国料?の支払いがあります。ドルの方が安いので、ドルを持っていく必要があります。そしてやっとこさミャンマー入国となります。

ちなみに、ミャンマーへビザランへ行く、と言うと彼女や友人に買い物を頼まれることがあります。ミャンマーの国境の町タチレクにはマーケットがあり、そこでは映画や音楽のCDやVCDやDVDが格安で売られていました。まあ、全部中国製のコピー商品なんですが、その買ってきて欲しいリストを渡されるのです。そのため大急ぎで買い走ることになります。

しかし、そういった買い物がない場合、ミャンマーの入国手続きを終えた足で、反対側に渡り出国手続きをすることになります。ミャンマーの税関職員も慣れたもので何も不思議がることなく出国手続きをしてくれます。つまりミャンマー滞在時間は数秒でタイに戻ることになります。

このように大急ぎで、タイ出国→ミャンマー入国(買い物)→ミャンマー出国→タイ再入国、をして再びメーサイのバスターミナルへ向かうことになります。メーサイ出発時間自体は15時30分なのですが、売り切れる可能性も高いので早めにバスターミナルへ到着している必要があります。

メーサイでの滞在はこのようにまるでタイムレースのようなスケジュールになるため、通常タイ側のメーサイや、ミャンマー側のタチレクでの滞在ではほとんど何もできません。ひたすら機械的に移動して国境の出入国手続きをして戻ってくるという作業になります。

こうして何とか15時30分発のチェンマイ行きのバスに乗れれば、チェンマイに着くのは21時少し前となります。朝8時から夜の9時過ぎまで、拘束時間はおよそ13時間越えとなり、かなりのハードワークとなります。しかし、当時まだ若かった私は当たり前のように毎月一回ミャンマーへビザ旅行に行っていました。