タイのチェンマイで初めてできた外国人の彼女21

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タイのチェンマイにて。私は彼女Pが客の男と楽しそうにバイクで走り去っていくのを偶然目撃してしまいました。もちろんこれだけをもって浮気の決定的現場だと思うわけではありません。当時、私はまだ若かったですが、それでも意外と冷静でした。ちゃんと話を聞こうと。時間は24時前。おそらく突然の雨で客足も遠のいていたので早めに店を閉めたのでしょう。

今からどこかに飲みに行ったとしてまあ1~2時間くらいだろう。ということで深夜2時頃に彼女に連絡をすることにしました。が、電話にでません。当時、若いなりにプライドがあった私は連続して着信を残すことに抵抗があったため、その30分後の2時半にもう一度連絡をしました。が、出ません。

・・・うん。ないな。もういいわ。そう思いその日電話で話すことを諦めて寝ることにしました。ちなみに彼女からの着信は朝にありました。しかし、当然出てはいません。電話で話しても埒が明かない。今日直接会って話を聞こう、そう思いました。

そうして、いつものように15時にマッサージ学校が終わり、いつものように私の部屋で仕事終わりの彼女を迎えました。いつもと違うのは私は彼女を疑っているということ。そうして私はいつものように世間話を振ってくる彼女に対しておもむろに尋ねました。

あのさー、昨日の夜何してた?電話したけど?
>ああ、何か深夜に電話あったね。寝てた。
ふーん、その前は?仕事終わった後は?
>仕事終わった後?ビーちゃん(友達)と一緒に飲みに行ったよ。
2人で?
>うん。そう。
そうか・・・

もう小細工も駆け引きもするのが面倒くさかったのでそのまま言うことにしました。

あのさー、俺昨日店の前で見たんだよね。お前が男と一緒にバイク乗ってるところ。
>え?何で?
何でって、マッサージ学校の友達との飲み会が早く終わったからP達と一緒に飲みに行こうかと思って店に行った。
>・・・違う。ただ一緒にご飯食べただけ。
雨の中?手つないでバイクまで一緒に乗って?
>・・・そう。
何だそれ。嘘つけ。昨日深夜電話出なかったけど何してた?
>何もしてない。本当。すぐ帰った。ビーちゃんに聞いて。
信用できるか。口裏合わせてるだろ。そもそも何で嘘ついて男と一緒に飯行った?
>知らない。何もしてない。

こうして修羅場へとなっていきます。