タイのチェンマイで初めてできた外国人の彼女27

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そんなある日のこと。直接の喧嘩の原因は何だったのか?今では思い出すことすらできません。しかし、とてもしょうもないことだと思います。この頃になると喧嘩をしたら、話し合うことはせず、理解会うことはせず、とりあえずセックスをして仲直りしていました。そんな悲しい関係になっていました。

その日、仲直りのセックスの最中、彼女が私の首を噛んできました。通常であれば、別に怒るようなことではありませんでした。ちなみに全く誰得の余談ですが、私は多少Mっ気があり、甘噛みくらいであればむしろお願いしますというくらいのプチ性癖がありますです。

また、余談の余談ですが、私は肌が弱く、すぐに跡がつきます。そのため付き合い当初、彼女の浮気疑惑が起こる前までは、彼女との行為の最中、彼女はよく面白がって私の体のいたるところを甘噛みしてキスマークを私の全身につけていました。

まあ、そんないつものことなのですが、その時はいつもよりも多少痛く感じました。そのため、痛いっ!やめろ!と強い口調で拒否反応を示してしまいました。いつもであれば、彼女も笑いながら、ごめんごめん笑と笑いながら返してくるのですが、その時はいつもと違い、なんで?私のこと嫌いなの?と引きませんでした。

そこから再度お互いヒートアップして喧嘩が再燃してしまいました。私は彼女の浮気未遂から始まり、それ以降もあまりしっくりいっていなかった彼女との関係に疲れきってていました。そして、ほぼ毎日の様に喧嘩することにも、義務のようにセックスすることにも疲れ果て、また面倒臭くもなっていました。

もういい!お前とは別れる!気が付いたらそう言っていました。彼女は、本気なの?そう尋ねてきました。本気だ!もう一緒にいたくない!、そう私が返すと、彼女はすっくとベッドから降り立ちました。そして急いで服を着たかと思うと、私が彼女の誕生日にあげたネックレスと私の部屋の合い鍵を置いて部屋から出ていきました。

やっと終わった・・・一人部屋に取り残された私の率直な感想でした。正直、別れが悲しいとか苦しいとかはなく、やっと解放された!という気持ちのほうが強かったです。こうしてチェンマイでできた初めての外国人の彼女との関係はおよそ1年ほどで終わりを告げました。