タイで出会ったナチュラルボーンストーカーな日本人12

Pocket

タイのチェンマイ、ユンピンの部屋にて。まさか処女?と思わぬ勘違いをして、挙げ句に彼女にそのまま尋ねるという失態をおかしてしまいました。しかし、それがきっかけて場が和み(ムードこそなくなりましたが)良い雰囲気になりました。というわけで大人のムードあるセックスではなく、明るい笑顔が絶えないセックスをすることにしました。

冗談を交えつつ、彼女を引き寄せて服を脱がしていきます。ユンピンは嫌がっているわけではないのですが、恥ずかしいようで軽く抵抗したりします。そんな彼女を関節技を決めるように動き、彼女を制御しつつ立ち回りました。またユンピンにとってはこれが久しぶりのセックスとのことなので、不快な思いをしないように最大限配慮をすることは忘れませんでした。

そうして一糸まとわぬ姿となったユンピンの体はものすごく綺麗でした。肌は血管が透けて見えるように抜けて白く、その肌触りは白磁の手触りでしっとりとしていました。胸は大きくはないですが、それでもしっかりとした質量のあるお椀型の綺麗な胸。思わず息を呑みました。

私がマジマジと体を見るのが恥ずかしいのがユンピンは私に抱きついてきました。そして、当時23歳と無駄に精力が有り余っている若い私は、彼女の体をひたすらに求めました。先程までの配慮はどこへやらむしゃぶりつくように前戯をします。彼女も興奮していたのか用意は万端のよう。がっつく私に彼女は理性を取り戻し避妊具を取り出します。そうして合体。

まるで初体験のときのような慌ただしいセックス。1回目が終わったときには二人して顔を見合わせ思わず笑いあってしまいました。しかし、当時の私はまだ23歳。1回で終わるはずもありません。もう一回いい?そう頼みこむ私を彼女は、仕方がないなー、という感じで受け入れてくれました。そんな彼女に甘えて4回も求めたのは若気の至りです。

翌朝。私が目覚めるとユンピンはすでにベッドにいませんでした。どうやら朝食の準備をしているようでした。私が1階に降りて朝の挨拶をするとユンピンからなぜか、昨日はありがとう、と言われました。まあ・・・ユンピンを満足させられたかは分かりません。しかし、少なくとも悪い思い出にはならなかったのだと思います。

その後。その日から、ユンピンがチェンマイを離れて香港に向かうまで、1か月くらい時間がありました。携帯とメールでやりとり自体はしていたのですが、会うことはありませんでした。当時、若く精力が有り余っていた私は正直会いたい気持ちが一杯でした。しかし、同時に青臭かった私。立つ鳥跡を濁さず、の気持ちで彼女を香港に向かわせてあげたいという気持ちもありました。

そして彼女が香港に出発する日。空港まで見送ると言ったのですが、家族が見送ってくれるから・・・と断られてしまいました。結局、ユンピンと会ったのはユンピンの家での一夜が最後でした。そして、またチェンマイで会おうね、とそう電話言われたのが、ユンピンとの最後の会話になりました。

その後。香港に向かったユンピンとしばらくの間メールのやりとりがありました。しかし、それすらもしばらくするとなくなってしまいました。一体、最後のメールを送ったのは私だったのか?それとも彼女だったのか?今となっては覚えていません。というかあの一夜は、本当に現実に起こったことだったのか?現実だとしたらなぜユンピンは私に体を許したのか?・・・今となってはすべてが謎です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする