海外移住日記第186話 残り物には福がある。

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シラチャにて新居探し。ラダコンド最後の望みを託して内見。まず、時間通りにフロントにブローカーとオーナーが現れました。当たり前のことなのですが、それだけでも感動してしまいます。そして室内へ。モデルルームのように綺麗。間取りはどの部屋も同じですが、コンドミニアムだけあって内装はオーナーの趣味がふんだんに生かされています。

どうやらこのオーナーは日本推しのようでした。まあ、シラチャは日本人街なので当たり前?珍しくないことなのかもしれません。ちなみに私の友人などは案内された部屋の家電がサムスンやLGの時点で断るという剛の者もいます。私はそこまでではないですが、やはり気分は悪くなるかもしれません笑。

ちなみに案内された部屋には、なぜか引き伸ばされたでかい日本の写真がありました。富士山、そしてどこかの山の紅葉の写真、京都の写真、などが引き伸ばされて飾ってありました。日本推しは嬉しいですが、なんだこのセンスは。ちなみに家電は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器が揃っており、そのすべてが日本製でした。なかなか筋金入りです。

キッチンには、電熱式のコンロ、換気扇、コーヒーメーカー、電子レンジ、キッチン用品一式が揃っています。部屋に付随している家具は、大きいソファー、大きいローテーブル、大きい机に椅子、そしてクイーンサイズの“固めの”ベッドがありました。キングサイズでないのが残念ですが、腰が悪い私にはこの固いベッドがかなり好印象でもありました。

また、浴室にはバスタブもありました、おそらく名古屋の自宅のバスタブよりも大きいと思われるバスタブ。そしてウォシュレットまでありました、TOTOではありませんでしたが、やはりウォシュレットがあるのは日本人としてはポイントが高いです。というわけで一発で気にいりました。すべてが過去見た物件を越えていました。しかし、問題は家賃です。

おそるおそる肝心の家賃を尋ねてみると1万バーツとのこと。許容範囲ではあります。その場で即決しても良かったのですが、一旦部屋に帰り考えることにしました。そうして1000バーツ値下げのカウンターを出してみることにしました。早速、ブローカーに、家賃を1000バーツ下げて、9000バーツにしてくれたら決める、とメッセージを送りました。するとほんの1時間ほどで返信があり、オーナー曰く、OK、とのことでした。

残り物には福がある。というわけで私の新居が無事に決定しました。