ついに我が地元名古屋にも外国人の姿を見かけるようになってきた

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日本は観光大国を目指すらしい。この国は、世界有数の数奇な歴史を持ち、美しい自然を有している。そして職人気質というよりもむしろ狂人が作ったとも思える歴史的建造物もある。また世界的にも珍しいガラパゴスで変態的な文化を保持しているのが我らが祖国日本

これだけの観光資源を有する日本がやっと重い腰を上げ、外国人観光客の誘致へと動き出しました。現在訪日外国人観光客は約2400万人。それを東京オリンピックまでに4000万人を目指すといいます。しかし私は個人的にこれ以上外国人観光客はいいかな、と思います。

私は今タイに住んでいますが、訪タイ外国人観光客はおよそ3000万人。タイは日本が目指す観光大国になりますが、そこら中に外国人がいます。それこそ私が住むパタヤも石を投げればタイ人ではなく外国人にあたるくらいいます。ちなみにパタヤから30キロほど北にあるシラチャには同じような割合で日本人が住み着いています。

日本もこのような光景になるのかと思うとぞっとするのが本音です。しかしまあそれも東京や京都なんかの観光地だけの話だしなー、なんて高をくくっていたのですが、昨今は日本人観光客にすら人気の無い、我が地元愛知県名古屋市にも外国人の姿がよく見られるようになってきました。

まだ名古屋の中心街、栄や名駅ならば分かります。しかし私の地元、一応名古屋の地下鉄沿線徒歩10分以内ではありますが、それでも野生の猿が出てきてニュースになるような場所です。かつてテレビ朝日の番組、マツコ有吉の怒り新党、で、3大ホタルが見れる穴場スポット、として堂々の1位を飾ったこともあるところ。そんな我が地元にも外国人が増え始めていました。

正直昔は外国人などほとんどいませんでした。いたとしても中華料理屋や韓国料理屋に中韓人がいるくらい。しかし去年一時帰国して家の近くにある川を散歩していたら、真正面から黒人の家族が土手を同じように散歩していてびっくりしました。

どうやら実家の近くにある団地に最近外国人が大量に移住してきているようで、地元のスーパー、ドラッグストアやコンビニでは外国人を見かけるようになりました。最寄りの地下鉄に乗っても、イスラムの人や黒人を見かけることが普通にあったりします。

ついにこんな名古屋の端のほうにまで外国人の波が・・・そう思い嘆息しました。まあ名古屋は一応日本三大都市の一つなのですが、それでも今までひっそりと静かに暮らしていたのに、と。

これから日本でも今ヨーロッパで起きているような問題が起きるのかもしれない。そう思うと地元に住んでいる両親が心配になります。しかし来てしまったものは、住んでしまったものは仕方がありません。

ならば、と思う。せめて移住してきた外国人達には地元のルールを守りつつ、そして願わくば地元を活性化させて欲しいと思います。具体的には外国人が集まるレストランやバーを作ってほしい。

そもそも地元に住んでいる外国人はいったいどこで飯を食っているのだ?日中は見かけるのに夜になるとどこにもいない。全員自炊派なのか?個人的に外国人が集まるレストランやバーがあれば、地元に帰った時の遊びの選択肢が増えます。

治安が悪くなる、なんかの巣窟になる、そんな危険性も十分はらんではいますが、その反面何か面白い出会いがあるかもしれない。良い意味で日本と地元と融合してもっと面白くなればいいな、とは思います。

現在日本に住んでいないからそんな無責任なことが言えるのかもしれませんが、今私が住んでいるタイでも日本食屋がタイ人の溜まり場になっていたりします。その逆に私なんかは普段日本食屋にはめったに行かず、タイ料理屋に行く。だから日本食屋情報は私よりもタイ人の方が詳しかったりする。

そんな良い意味での異文化交流が進めばいいなと思います。