タイのチェンマイで初めてできた外国人の彼女5

Pocket

そう。Pとの初めてのデートは船上デートでした。今から考えると初デートで船上デートを選ぶとは、いったいどこの石田純一だ、とも思いますが、当時の私はナイスアイデアだと思っていました。ちなみにこの船上ツアーはマッサージ学校の友人とよく使っていました。

毎週訪れる新しい生徒のウェルカムパーティー。そして去っていく生徒のさよならパーティー。それを毎回、ピン川と呼ばれるチェンマイを縦断する川をおよそ2時間クルージングする船上ツアーで行っていました。まあ船上ツアーというとカッコいいのですが、現実は日本の屋形船をもう少しぼろくしたようなものでした。しかし、当時の私たちにはそれでもとても楽しい時間でした。

この船上ツアーの存在を知っていたので、彼女との初デート、を考えた時に真っ先に浮かんだのがこの船上ツアーでした。ということでPとのデートが決まってすぐに店に行き、船の予約をしました。そしてデート当日。待ち合わせは彼女が働く日本食屋のすぐ近くのガソリンスタンドでした。

ちなみにタイ人は、というかタイ自体が時間の概念が緩く日本のようにきっちりしていません。そのために時間にルーズな人が多いのですが、そんな中Pはタイ人にしては珍しく?時間に正確な娘でした。というわけでデートの待ち合わせにも時間ピッタリ正確に来ていました。バイクで現れたP。心なしいつもよりお洒落をしているような気がしました。

船上ツアーの時間まではまだありましたが、まあ遅れるよりはマシだと思いお店に向かうことにしました。こんな早い時間、といっても夕方5時くらいでしたが、に彼女と会うのは初めてでした。いつもは仕事終わりの12時以降だったのでとても新鮮な気分でした。そして二人きりというのもほとんど初めてだったので正直会話に困りました。

ちなみに彼女は多少の英語と日本語が喋れました。対して私は、多少の英語のみ。当時はタイ語はほとんど喋れず、ありがとう、とか、いくらですか?とかくらいしか話せませんでした。数字を多少言えるくらいの幼児くらいのタイ語力でした。しかし、だからこそ必死に話しかけていました。

初デート・船上デートの結果は・・・彼女自身多少恥ずかしがっていましたが喜んではくれているようでした。そしてその日は2人きりで貸し切りの船上でまったりゆったり色々と話し、2時間のデートを満喫した後に近くのカフェに行って話をしてバイバイとなりました。しかし、そのデートがきっかけでその後彼女と二人で外でデートをするようになりました。