タイで初めてできた外国人の彼女5

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ちなみにそんなPと運命的?な出会いをして、店外で会うようになってから数日後のこと、30万人以上の死者を出した、あの最悪のスマトラ地震が発生しました。あの地震時私はチェンマイにいました。

しかし当時タイに長期間滞在していた私ですが、日本大使館に居住を知らせていませんでした。そのため連絡の取れない在タイ日本人、つまり日本を出国してタイに渡航しているけど連絡の取れない邦人として、行方不明邦人リストの中にどうやら私も加わっていたようでした。後日そのことに気づき日本に電話した時には親に激怒されました。捜索願を出そうかと思っていたそうです。本当にごめんなさい。

ちなみに最悪の被害を出したプーケットですが、あの年末に友人がプーケットに行くことになっていました。電話をかけてみるも繋がりません。まさかと思っていると後日友人から折り返しの連絡がありました。ただ単に充電が切れていただけのようでした。何でも彼女と一緒にプーケットに行く予定だったのが、当の彼女と大喧嘩をして急遽プーケット行が取りやめになったということでした。命拾いしたわーと笑いながら言っていました。

そしてそんなスマトラ地震。基本的にタイは地震とは縁もゆかりもない国です。その中でも特にチェンマイはバンコクから北に700㎞行った山間の場所。当然地震なんて過去にも経験なんてありません。しかしかのスマトラ地震ではチェンマイも揺れたのでした。多少でしたが。

日本人なら気が付かないくらい。震度1とか2くらい。しかし地震慣れしている日本人はともかく、地震体験が初のタイ人は相当驚いたそうです。まあそれはそうだと思います。大地が揺れているわけですから。まさにこの世の終わりが来たのかと思ったそうです。

ちなみに当の私ですが、スマトラ地震時チェンマイにてちょうどと言うか、いつものようにと言うか酔っぱらっていたので、地震で揺れてるんだか酔っぱらって体がふらふらしているんだか分からない酩酊状態だったのでよく分かっていませんでした。

しかしそんなことがあったためか、ある日Pと一緒にあるホテルの屋上のテラスレストランで夕食をしている最中、Pが地震が怖いからこの店は早く出ようと言い出したことがあります。私は笑いながら、タイは地震なんてもう来ないから大丈夫でしょ?と言うのですが、彼女がもしまた来たらどうするの?こんな高いところで地震が来たら下に落ちちゃうでしょうと言い出しました。

せっかく予約取ったのになーとも思いつつ食事もそこそこにその店を後にするなんてことがあったりしました。まあそんな歴史的な大災害が起こりつつも彼女との仲は日に日に順調に、かつ深くなっていきました。