シラチャで銃発砲事件発生?!

Pocket

2017年4月1月シラチャで銃発砲事件が起きました。時間は深夜1時頃。しかも当時私が住んでいたシラチャプレイスの真下にあるU-BARと呼ばれるお店でのことでした。その店ははシラチャ近辺の若者が集まる人気のオープンバーになります。

実際に私が遭遇したわけではないのですが、たまたま私の友人が女の子とお酒を飲んでいる時に遭遇したそうです。どうやら地元の若者同士の抗争が原因なようですが、かなり過激化しているようです。とりあえず日本人や外国人をターゲットにしたものではないようでホッとしました。

しかし、やはりここは平和な日本ではないのだと再認識させられました。最近タイでの生活が当たり前になり気が抜け、昔のように緊張感をもって行動をしていなかったので良い刺激になったと思います。私の住むパタヤは、シラチャよりもより物騒なので気を付けないといけません。私たち外国人はタイに住まわせてもらっている身。無茶な行動は控えねば。いや、しているつもりもないのですが、他人はどう見るか、感じるか分かりません。

そういえばシラチャと言えば、かつて日本人を対象にした暴行事件が発生していたことを思い出しました。それは私がシラチャに住んでいたより少し前のこと。日本人を対象にした暴行事件が頻発し日本人社会に衝撃を与えました。

よくよく顛末を聞くと、どうやら某自動車大手の社がシラチャ近辺に工場を作ることになり、その時に日本から大量の工員さんたちがやってきたのですが、どうやら彼らがやらかしたらしいのです。

何をやらかしたのかというと、シラチャにあるスナックやカラオケで日本と比べて女遊びにかかる金額が安いのを良いことに放蕩の限りを尽くしたらしいのです。また某社が連れて来た工員たちの質も悪かったらしくその遊び方も悪い意味で目立つ行為だったとのこと。この悪行に地元民の日本人に対する評価は急降下しました。

その結果、現地の若者の反感を買うことになり暴行事件に至ったとの事でした。その後、地元日本人会から某S社に正式にクレームが行き、また期間工だった工員達が日本に戻ったためシラチャに平穏が訪れました。

私がシラチャに住み始めたのは、その騒動が落ち着き日本人に対する悪意がなくなったころだったので何も不穏なものは感じなかったのですが、バンコクで住んでいる人に聞くと、シラチャ=治安が悪い、というイメージを持っている人もいるほどです。

しかしこの問題は別の予想外の結果を生み出すことにもなりました。件のS社の工員達がありあまった精力を全力で吐き出していたため、シラチャでは当時女の子が常に足りない状態でした。そのため各店舗のママさんや経営者が対応に追われ、大量にリクルートをかけたそうです。しかしS社の対応や工員達の帰国、また襲われる絡まれるのを忌避して日本人客が寄り付かなくなったため、シラチャのスナックやカラオケは女の子はたくさんいるのに日本人客がいない開店休業状態になってしまいました。

今でこそ淘汰され、適正値になりつつありますが、資本主義の世界では利益を見込んで過剰に在庫を抱え込むのは世の常。そんな状態がシラチャの夜の世界でも起きていたのでした。パタヤでは若者の抗争や外国人同士のトラブルは珍しくないのですが、シラチャでの事件は珍しいので過去の事件も含めて思い出してみました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする