プノンペンの日本人宿。
カンボジアは原始共産主義者のポルポトによって当時のカンボジアの人口の3分の2を虐殺された、という悲惨な歴史を持つ国です。その大虐殺から解放された国民の85%が14歳以下だったと言われており今のカンボジアの人口構成はえらいことになっています。しかもそれが20世紀に起きたことだというのがまたすごいことです。
そんなカンボジアの首都プノンペン。かつては東南アジア最恐の都市ともいわれていました。今でこそ気軽にカンボジアへ行くことができますが、私がバックパッカーをしていた今から20年前はカンボジア国内にはまともな移動手段がなく、また山賊や野盗が出るからこの道は通れないとか、トンレサップ湖(カンボジア最大の湖)に海賊?湖賊が出る、などの話は尽きませんでした。
また夜遊びも命がけで、プノンペン市内にあるクラブの持ち物検査では、拳銃がゴロゴロ出るなんてことは当たり前でした。嘘か本当か、カンボジアの権力者の息子が銃で市民を面白半分で殺して回っているなんてマンガのような噂も出ていました。しかし当時のカンボジアならさもありなんという感じです。
そんなデンジャラスな国だけに、当時カンボジアに集まってきていた外国人(日本人含む)も一癖も二癖もあるような胡散臭い人たちばかりでした。しかしそんなカンボジアも今は急成長の恩恵を受け急速に発展しており、治安も著しく改善しているとのことです。とは言ってもシンガポールやマレーシア、タイなどとは比ぶべくもありませんが。
そんなカンボジアの日本人宿がこちら
ワンストップ・ホステル
https://www.facebook.com/onestophostel
ドミトリー1泊7ドル。日本人経営。
クロマーヤマトゲストハウス・プノンペン
http://www.yamato-cambodia.com/pp/
ドミトリー1泊6.5ドル。日本人宿
その他
バックパッカー御用達、キャピトルゲストハウス
14, Street 182 | (150 meters west of Monivong Blvd), Phnom Penh 13253, Cambodia
シングルで5ドルからと格安。というか私が初めていった今から20年前とあまり変わっていない気がします。
その他、キャピトルゲストハウス周辺に同じような安宿が多数あります。その姿はまるで昔のカオサンを見ているようです。これらのゲストハウスは基本的にネット予約はしておらず飛び込みで宿泊することになります。
よく事前にホテルの予約もせずに怖くないの?と聞かれますが、安宿はこれでもかというくらいにあるので、どんな繁盛期に行こうが全ての安宿がフルということはまずありません。