元女優・高樹沙耶容疑者 大麻所持の疑いで現行犯逮捕

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元女優・高樹沙耶容疑者 大麻所持の疑いで現行犯逮捕

元女優の高樹沙耶こと益戸育江容疑者(53)が大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されたことが25日、分かった。

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【写真】5月、参院選に新党改革から出馬することを発表した高樹沙耶

関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。沖縄県石垣島で大麻を所持していたところを麻薬取締官に発見されたという。医療用大麻の合法化を訴え、今年7月の参院選には新党改革から東京選挙区で立候補したが、落選した。2008年から「エコ活動を本気でするため」と本名(益戸育江)で活動を開始。12年には所属事務所を辞め、千葉県南房総市から沖縄県石垣市に移住し、エコ活動を続けてきた。参院選出馬表明の会見で、「医療用大麻の推進を訴えていきたい」と持論の医療用大麻の合法化を公約に掲げた。「海外のさまざまな医療機関で使われているが、我が国では麻薬という誤解を受けていて研究すら難しい」と指摘。認知症の予防やがんやリウマチに効果があるという海外の研究結果もあるといい「自然の生薬を使って健康になるのであれば、直ちに使った方がいいと思う」と主張した。

引用:スポニチアネックス

この人は本当は何がしたかったのでしょうか?本気で医療用大麻の推進を訴えたかったのか?選挙にまで出て。正直私は、医療用大麻の合法化には賛成です。だからこそこの件を訴えて行動する人は節制してて欲しかった。ただでさえ”大麻”のイメージは悪いのに。

これでまた医療用大麻の効用や効果などのポジティブな面は語られず”大麻”というネガティブな言葉が悪目立ちするだけで、議論が空転しそう。そして何も進展しなさそう。本気で推進したい人は頭を抱えているでしょう。それでは、そもそも医療用の大麻とは何なのか?

効能 大麻には鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などがあり、アメリカ合衆国では慢性痛患者の8.9%が自己治療で大麻を使用している。 また、モルヒネなどのオピオイド系鎮痛薬やイブプロフェンのような非ステロイド系抗炎症剤に十分な効果が見られない疼痛に対して大麻が有効である。

引用:wikipedia

すでに海外では治療作用や効能が認められています。しかし日本では大多数の人たちが未だに「大麻」をヘロインや覚せい剤のような「ハードドラッグ」と同じものだと考えている風潮があります。テレビや新聞などのマスコミ報道がおどろおどろしさを強調した演出がもろに悪影響となっています。それとも単なる無知なのか。

どちらにしても大麻を所持することは現在犯罪ですので、こうした認識や先入観、思い込みが変わることはかなり難しいです。厚労省の薬物防止キャンペーンが良くも悪くも功を制し、
過剰なまでの薬物アレルギーが日本人には植え付けられています。それでは海外はどのような動きになっているのでしょうか?現在大麻を合法化、もしくは緩和する動きは広まっているようです。

アメリカは州による(ワシントン州、コロラド州など)、オランダ、ウルグアイ、スペイン(個人栽培可)が合法化。ポルトガル・ドイツ・チェコ、イギリス、デンマーク、オーストラリア、アルゼンチン、チリ、ジャマイカ・ブラジルは、取り締まりが緩いまたは黙認といった感じになります。主に欧米南米が中心ですね。中東はまあ当たり前として、アジアはどこも大麻を解禁していません。日本だけが特別薬物に対する拒否感があるのではないようです。

ちなみに私は10年ほど前にカナダのバンクーバーに滞在していましたがカナダも事実上大麻黙認国です。普通に売っています。大麻吸うための器具専門店が普通に商店街とかにあります。
て言うか大規模な大麻フェスみたいなものが開催されています。カナダに来る留学生の中にもそのお祭りを目当てに、カナダを選んだっていう奴がいるくらいででした。

むしろアルコールの方がはるかに厳しい。夜9時以降買えません。日本やタイみたいにコンビニや商店で買えません。変えるのはリカーストアのみ。かつ厳しい年齢確認もあります。しかし日本人やアジア人の女の子は皆童顔なので、年齢証明しても売ってもらえないことが結構あります。バンクーバーだと大麻吸いながら歩いてても何も言われませんが、お酒飲みながら歩いていたら、というか外でお酒飲んだ時点で即捕まるレベルです。

今回のこの報道本当に残念です。仮に彼女が本当に医療の現場のために活動していたのだとしても、これだとただ大麻を吸いたかっただけというイメージが強すぎます。真面目に活動している人の足を引っ張るだけの結果になってしまいました。またぞろ”大麻”という言葉尻だけをとって効果や効能には眼もむけず反対する人たちの声が大きくなりそうな気がします。一番割りを食ったのは現場で苦しんでいる、必要としている人でしょう。


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