タイのチェンマイで初めてできた外国人の彼女12

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私のチェンマイでの生活は、ある種純粋な欲望に忠実な生活でした。やりたいマッサージの勉強をして、彼女とセックスをして、彼女が日本食屋で働きだす18時以降は同じ宿の友人と飯を食らい・酒を呑み、そして寝る。この生活をループしていました。今思えばなんと贅沢な時間だったことかと思います。当時のチェンマイは私にとってまさにエデンでした。

ちなみに私は大学を卒業してタイに来た当初、バンコクにあるタイマッサージ学校が発行する学生ビザを持っていました。今では無理ですが、当時(今から20年前)は簡単に学生ビザが取れました。そうして最初の1年はそのビザを利用して滞在していたのですが、それが切れると観光ビザを取ることなくノービザで滞在していました。

タイにおいて日本人はノービザで1か月滞在することができます。それは現在でも変わりありません(2020年時点)。今では陸路でのビザリセットはできなくなりましたが、当時はタイがまだまだ私たちのような不良貧乏外国人に寛容な時代でした。というわけで毎月1回、当時滞在していたチェンマイから陸路でミャンマーへ行き国境を越えていました。

そしてビザをリセットして再び1か月ノービザで暮らす、という生活を繰り返していました。当時のチェンマイには、私のようにひたすらノービザの延長を繰り返す長期滞在者がたくさんいました。私もミャンマー陸路国境ビザリセットを10回以上繰り返したことになります。

今も懐かしいメーサイ行きのバス。朝8時発のチェンマイ市内北東にあるチェンマイアーケードというバスステーションから、チェンライ経由で国境のメーサイ行きのバスが出ています。この時間のバスはいつも大行列が出来ていました。チェンライまでおよそ3時間。そこからメーサイまでおよそ1~2時間ほど、お昼過ぎには国境のメーサイに着きます。

メーサイに到着してからは時間との勝負でもありました。何といってもチェンマイからメーサイには日帰りで来ていました。チェンマイに帰るバスの最終はたしかメーサイ15時30分発でした。これに乗り遅れるとメーサイもしくは、途中のチェンライで一泊ということになります。

実際、メーサイで遊び(置屋などで)すぎて、チェンライですらなく、メーサイに1泊したことも何度かありました。まあ、メーサイ遊び、については別記事で色々と書いてあるのでそちらを参照してください。