タイのチェンマイで初めてできた外国人の彼女16

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タイ人の彼女とパイへ。その道中。パイへのバスには乗ったはいいものの、車内が混んでいたということもあり、私は彼女とは別の席に座りました。彼女はもちろん友人達もその険悪な雰囲気にびっくりしていました。が、怒りの収まらない私にとっては、4時間の道中、彼女の隣で顔を合わせ会話をして座っているのは苦痛だったので隣に座らずにいてちょうどよかったわけです。

途中休憩が何度かありましたが私は勝手にトイレに行き、彼女達とは別行動を取り、全くの没交渉を続けていました。当時23歳くらいの頃とはいえ、何と大人げないことをしていたのかと思います。そんなこんなで4時間が過ぎパイへと到着しました。彼女は私に、ちょっとここで待ってて!と言い残し、友人達と何やら話し込んでいました。

しかし、怒りの収まらない私は、そんなこと知るかい!とそんな言葉を無視し、彼女に気づかれないように一人行動をすることにしました。そうしてさっさと市内の方に歩き、一人パイを観光することにしました。宿はどうしよう?というより泊まる必要あるか?そう思いながらふらふら歩いているとバイクに乗って私を探す彼女に見つかってしまいました。

何してるの?どこ行くの?待っててって言ったでしょ?

〉いやいや、お前は友達と仲良く遊びに行けばいいでしょ?

友達は関係ない。何で友達が一緒だと怒るの?

〉いや、だから何で見たこともない初対面の友達と泊りの旅行行かなきゃいけないんだよ。そしてなぜそれを隠す?初めからそう言ってれば状況は変わってた。というかその場合、わざわざ来なかった。

何で?・・・・・

みたいなやりとりがあり、もう面倒くさくなったので、もういいわ。俺行くわ。と彼女を放って行こうとすると彼女が泣きながら何やら早口のタイ語で喋りながら追いかけてきました。こうなると何を言っていも止まりません。しかもいつものように自分の部屋ならともかく、今は周りの目もあります。

このままこんな往来で喧嘩をし続けるのはまずいと思い、とりあえず近くの宿を取ることにしました。泣いている彼女の扱いに面倒臭くなり、もうどうにでもなれ、と思い、彼女に、とりあえず俺はここの宿に泊まる。でもお前と友人達とは行動は一緒にしない、お前は好きに友人達と遊び、里帰りすればいい、そう告げて彼女と別れました。