海外移住日記第42話 ヴィエンチャンで過去の自分とすれ違う

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ヴィエンチャンで過去の自分とすれ違う。

海外移住日記第42話 サービスアパート管理人編

彼女とコープビジターセンターを見学した日の夜。再び夕飯を彼女と一緒に取ることにしました。しかしその日は前夜に一緒だったドイツ人のカールは見当たらず、その代わりに彼女がラオスのルアンパバーンで一緒だった若い日本人の男の子が一緒でした。聞くと大学1年生とのことでした。

懐かしい。20年くらい前の自分と同じだ。そうか。自分も昔こんな感じだったのだ。さすがに頭にタオルは巻いていないな。なぜか私がバックパッカーをしていた20年近く前は皆が皆揃いも揃って頭にタオルをまいていました。あれはいったい何だったのでしょうか?

彼に話を聞くと現在東南アジア周遊中で、シンガポールから入りマレーシアと北上しタイに入ったと。そしてタイを北上してチェンマイ、チェンライと抜けてラオスのルアンパパーンへ入ったとの事でした。そして昨日ヴィエンチャンに着きました!と眩しい笑顔で語っていました。

でも貧乏旅行をしているから今日の夕飯はケバブだけなんです!と笑う彼を見るとまるで若いころの自分を見るような気持ちになりました。弟?我が子?を見るようなそんな微笑ましい気分になり、そうかー、頑張れー!なんて話を聞いていました。彼女も同じような、と言っても彼女は28歳とまだ若いのですが、やはり私同様の気持ちだったようです。お互いアイコンタクトで言葉を発する必要もなく、いいよ、夕飯くらいおごるわ!となりました。

遠慮する若い彼に、何も言わずおごられとけ。年上に恥かかせるな!とちょっと格好つけて言い、ついでに彼女の分も含めておごったるわと、結局全ておごることにしました。しかしこんな気持ちの良いおごりは久しぶりのことでした。

その日の夕食は適当にご飯を頼んでビールで酒盛りとなったのですが、彼の旅の話を聞いた手前、私の海外旅行の話にもなり、自然と私がかつて40か国近く旅行したことも話していました。彼は私の話を聞きたがりました。しかし、いかんせんこの年になると昔は良かった的な話や説教クサくなりがちなので、そうならないように細心の注意を図りながら話しました。

特に今では行けなくなってしまった中東の話や、かつての日本人パッカー界にあった暗黒旅行話に彼は驚いているようでした。またやはり南米は憧れの旅行先の用で食いつくように私の話を聞いていました。

今回のラオスのヴィエンチャン滞在の目的はあくまでビザ取りがメインでした。しかし実は裏テーマがあり、それは昔を懐かしんで久しぶりのバックパッカー気分を楽しむことでした。しかしまさかこんなにピンポイントにまるで昔の自分をみるような、過去の自分を投影できるような若いバックパッカーと出会えるとは思いませんでした。裏テーマまでがこんなに充実できて思わぬ楽しい滞在となりました。