タイで初めてできた外国人の彼女20

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私はPと別れた後もチェンマイに住み続けていました。しかし別れてからもPと会う機会がなくなったわけではありませんでした。それは共通の友人の存在があるからでした。初めは友人から復縁を勧められもしましたが、それが無理とわかると、今度は友人として一緒に遊べばいいではないか、ということになりました。

そうして別れてからもしょっちゅうPとは会って一緒に遊んでいました。そして不思議と別れて、恋人同士で亡くなった方がPとの関係は良好になりました。また別れた後にもPとは体の関係がありました。これがまた今でも不思議な関係なのですが、さすがに前のように毎日私の部屋に来ることはなくりました。それでもたまに私の部屋に来ていました。

また皆でへべれけに飲んだ後など、彼女は必ず私の部屋に泊まり、そのまま行為に至るということがありました。お互いあれはどういう感情なのか分かりませんが、ごく自然にそういう関係になっていました。しかし、それでも再び恋人同士に戻ることはありませんでした。

ちなみにその後のチェンマイ生活で、他の女の子との間にもワンナイトラブ的なことはごちょごちょあったのですがPのようなはっきりとした彼女(同棲するような)はチェンマイで作ることはしませんでした。やはりどこかPで懲りたということもあったのだと思います。またP以上に良くも悪くも感情をぶつける相手がいなかったということもありました。

そうして私のチェンマイでの生活は続いていきました。しかしそんな生活もいつまでも続いていくわけはありませんでした。終わりはいつでも突然です。というか簡単に言うとお金がなくなってきてしまいました。日本を出るときに用意していた120万が底を尽きようとしていました。

またおよそ2年の間、全く働かずに暮らしていることも精神的なストレスとなっていました。いや働かないことは正直どうでもいいのですが、お金が増えずに減り続けていくという状況が精神的に私を苦しめていました。日本に帰ろう。そう思いました。ちょうど最後に通っていた学校の課程も終わりに近づいていたので良い機会だと思いました。

チェンマイにおよそ1年半の間暮らしていれば友人も知り合いも増えます。そろそろ日本帰りますわー。そう一人ひとりに伝えると、帰るの?いつ戻ってくるの?チェンマイに骨をうずめるのかと思ってた?チェンマイで働くんじゃないの?などなど様々なリアクションが返ってきました。

そして私の決断が本気だと言うことを知ると、それじゃあパーティーだー!とちょっとしたお別れ会を開いてくれることになりました。開催地となったのはPと別れてからもよく皆で通っていたイサーン料理屋。それはそれは盛り上がりました。

ほぼ週2、3で通っていたこともありウェイトレスはもちろん、厨房、店のオーナーとも顔見知りでした。俺日本帰るよー、そう伝えるとウイスキーと大量の料理をサービスしてくれました。そして、本当はタイではパーティーの主催者がお金を全部払うんだよ、と言いながら皆がおごってくれました。

そうして皆から温かく見送られながら私は1年半暮らしたチェンマイを後にしました。