タイのチェンマイでオランダ人女性にマッサージ惚れ?された話1

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これは今から20年近く前の話。当時、私はチェンマイのタイマッサージ学校、ママニット、に通っていました。その当時、チェンマイにはたくさんのマッサージ学校がありました。ママニットはその1つ。今はもう亡くなってしまったようですが、チェンマイでは有名なマッサージ師の一人でした。その名前が学校の名前となっています。

まあ、学校と言っても、ぶっちゃけただのほったて小屋のようなところでした。そんなママニットには、噂を聞き付けた外国人がマッサージを習いにしょっちゅうやってきていました。そして私もその一人でした。そんな私がいた当時。この学校には、サイモン、マイク、という二人の西洋人が常駐し、ママニットの補佐をしていました。

・・・・・今からおよそ20年ほど前のことなのに、サイモンとマイクの名前が出た自分にちょっと驚いています。ちなみにしばらくして私もこの補佐業務に加わることになるのですが、この学校には常時10人近くの生徒がいました。生徒は全て外国人でした。割合的には大体、西洋人8人、日本人2人くらいだったと思います。

自然、西洋人の生徒とも仲良くなり、学校帰りに復習をしたり、ご飯を食べに行ったり、飲みに行ったり、なんてことがしょっちゅうありました。そんなある日のこと。その学校に、アマンダ、というオランダ人の女性、が入ってきました。アマンダは西洋人には珍しくほんわかした娘でした。というよりもほんわかしているからこそタイマッサージにはまったのかもしれませんが・・・

ちなみに当時のチェンマイに長期滞在している外国人の間では、タイマッサージ学習がはやっていました。そのせいか皆が皆、同じような恰好をしていました。上はゆったりしたタイコットンのシャツかTシャツ。下はタイパンツ。色の違いくらいでほぼ皆同じ格好をしていました。件のアマンダも全く同じような恰好をしていました。ちなみに私は、タイパンツだとポケットがないため財布と携帯が入らないという理由Tシャツと短パンでした。

ちなみに自慢じゃないですが、当時そのママニットの学校の生徒の中でおそらく私が一番マッサージが上手かったと自負しています。ママニットの学校に長くいたのはサイモンとマイクだったのですが、私はママニットに通う前に4つほど学校を卒業しており、また・・・まあ、天然にマッサージが上手でした。

ということもありママニットにも気に入られ、時間が空くとよくママにマッサージをするようせがまれていました。そして、ママニットに通うようになってすぐに補助に格上げされ、学校を手伝う代わりに学費免除にもなりました。まあ、それが気に入らないマイクと喧嘩にもなったりもしたのですが・・・まあ、そんなこともありきづけば私もママの補佐をして他の生徒にマッサージを教える(補佐)立場になっていました。