海外のお祭りに参加して異文化交流を促進しよう

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海外旅行の楽しみ方は人それぞれ。旅行のガイドブックを見ながら観光するのもそれはそれで楽しいのですが、写真でみた光景をただ見るだけではつまらないと言う人もいるのではないでしょうか?もっと違う経験や体験がしたい。できれば、観光客慣れしていない、外国人観光客にすれている現地の人ではなく、リアルに生活する現地の人と触れ合いたい。

相手が、外国人だろうが、言葉が通じなかろうが、身振り手振りだけでコミュニケーションを取れる、という稀有なコミュ力の持ち主ならば問題ないのかもしれません。しかし、大概は違う。それならば海外の、地元のイベントやお祭りを旅行の目的の1つとするのがおすすめします。思わぬ出会いがあるかもしれません。

↑※チーズ転がし祭り

現在では日本を訪れる訪日外国人もメジャーな観光地ではなく、地方のローカルな観光地やお祭りをめがけて世界中から押し寄せてきています。日本テレビの人気バラエティ番組“世界の果てまでイッテQ”でもお祭り男として度々放送されていますが世界にも、何だそれ?と言ったお祭りがそこかしこで開催されていたりします。

かくいう私も過去に、スペインで、牛追い祭り(実際は牛から逃げる祭り)トマト投げ祭りネパールとインドで、ホーリー(水かけ祭り)タイで、ソンクラーン(水かけ祭り)、ロイクラトーン(灯篭流し)ブラジルで、カルナバルインドで、プージャ(お祈り)などに参加したことがあります。

あとはこれは祭りではありませんが、パレスチナで、インティファーダ―(イスラエル軍への抗議デモ)などにも参加したこともあります。これらの祭りやイベントに参加して地元の人と大騒ぎした経験は世界遺産を見るのと同等、もしくはそれ以上の素晴らしい記憶として今でも刻まれています。

また、今では海外で日本に関連するイベント、ジャパンエクスポ、日本祭り、日本式の盆踊り大会、などが数多く催されています。それは既に我々の想像をはるかに超える内容と規模と数になっています。そして世界中いたるところで毎月のように開催されていたりします。そして、そう言ったイベントに逆に日本人である私たちが訪れてみるのも一興だと思います。

そのような日本のイベントに来ている各国の現地の人が全て親日とは言いません。しかし、少なくとも日本の文化やソフトに興味のある人が来ているはず。その分、話しかけやすく、共通の話題も生まれやすく、国際交流もしやすいのではないかと思います。また、そういったイベントに参加することにより、まるで逆輸入のごとく日本の良さや凄さを再認識できるのではないかと思います。