タイで出会ったナチュラルボーンストーカーな日本人7

Pocket

・・・本当に変な空気でした。彼女と向かい合って座りながら彼女の描いた絵を無言で見る。何か話さないといけない。そう思い、あまりに静かだったので、

そういえば家族は今いないの?出かけてるの?

>両親は旅行中で来週まで帰ってこない

え?!・・・ああそうなんだ。

ということは二人きりか・・・とは思いましたが、まあそれ以上のことなんてないよなーなんて思いながらもドキドキしてしまいました。家に二人きりなことを聞いて余計に気まずい雰囲気になってしまったので場を和ますつもりで冗談交じりで言ってみました。

両親いないなら今日泊まっちゃおうかなー、

>・・・いいよ。

だよねー。ダメだよn・・・えっ?!いいの?(マジかよ)

見ると彼女は頷いていました。あまりの展開に驚きすぎて唖然としてしまいました。何しろこの時まだ外国人の女の人とそういう行為をした経験はありませんでした。外国人の彼女(記事参照)ができるのは、このもう少し後の事。

どうすればいい?えーとこういう時どうするんだっけ?とまるでチェリー前夜のようにテンパってしまいました。そんな目に見えてあたふたする私をよそに彼女の方が冷静というか普通でした。夕ご飯何が食べたい?一緒に買い出し行こう。そうして近くの市場まで夕食の買い出しに行くことになりました。ちなみに買い出しと言ってもユンピンは料理を作ってくれたわけでなく、出来合いのものを買ってきて一緒に食べただけでした。

そして暗くなり、中庭のアトリエで彼女と一緒にお酒を飲みました。昔から疑り深い、というより値がネガティブな私は、この期に及んでもてっきり、ここから誰か友人が参加してきて宴会にでもなるんだろうなー、とか思っていましたが、そんなことはなく二人きりの時間は過ぎていきました。

そして夜も更け初め、そろそろ部屋に入ろうか、と彼女に促されました。情けない。終始彼女のエスコートで進んでいきました。いくら私の方が年下とはいえ私も23歳の大和男児。このままではあまりに情けないと彼女の手をつかんで部屋に参ろうと思いましたがよく考えたらどこの部屋かもわからず、結局大和魂を見せることは叶いませんでした。

部屋に入り、シャワーを浴び、一緒にベッドに入り、すわ試合開始!と思っていると心なしか彼女が緊張しているような。何か体も強張っている。・・・まさか?ユンピンは私の2つ上の25歳。ひょっとして初めてではなかろうか?いやそんなことはないだろうけど・・・うだうだ考えていても仕方ないので痛さ丸出しの直球で聞くことにしました。

・・・えーと、ひょっとしてセックスするの初めて?

>違うっ!

ですよねー。

>でも久しぶりだから緊張してる。

あーそういうこと。

という雰囲気丸つぶしのやり取りがあったためか逆に良い空気になり、私も彼女も緊張が解け、それではゆっくりしていきましょうか!ということになりました。嫌がっているわけではないのですが恥ずかしがり軽く抵抗する彼女を関節技を決めるように動きを制御しつつ、かつユンピンにとっては久しぶりのセックスで不快な思いをしないように慮りながら行為に至れりました。

そしてセックスが終わったときには二人して顔を見合わせ思わず笑いあってしまいました。まあユンピンを満足させられたかは分かりませんが、少なくとも悪い思い出にはならなかったとは思います。

ユンピンがチェンマイを離れ、香港に向かうまでにまだ1か月くらいありましたが、その後携帯とメールでやりとりはあったのですが、会うことはありませんでした。若く精力が有り余っていた私は、会いたい気持ちが一杯だったのですが、彼女を、立つ鳥跡を濁さず、の気持ちで香港に向かわせてあげたいという気持ちもあったので我慢しました。

そして彼女が香港に出発する日。空港まで見送ると言ったのですが、家族が見送ってくれるから、と断られてしまいました。彼女とは、またチェンマイで会おうね、とそう電話言われたのが最後でした。その後香港に向かった彼女としばらくの間メールのやりとりがあったのですが、それもしばらくするとなくなってしまいました。最後のメールを送ったのは私だったのか、それとも彼女だったのか、今となっては覚えていません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする