カナダのバンクーバーでのワーホリ体験記

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カナダのバンクーバーには昼過ぎに着きました。”これからここに住んで1年間暮らすのか!”そう思い、大いなる希望とほんの少しの心配を胸にバンクーバーの地に降り立ちました。

話はそこからおよそ半年前。ワーホリを決意したころまで遡ります。私はあるリラクゼーションサロンで働いていました。年齢は30手前の27歳。南米滞在を終えた後一度日本に戻り地元名古屋でマッサージ師として働いていました。しかしやはり募るのは海外への思い。

これからどうしようか?・・・このまま日本でマッサージ師として人生をまっとうするのか。それとも・・・そう悶々としていた時の事。パッと目に入ったのがワーキングホリデーという言葉。これだ!と思いました。

それを何で見たのか。本なのか、ネットの記事なのか、忘れてしまいましたが、まるで天啓のような新しい選択肢でした。語学の勉強をしながら働き、海外で暮らせる。何と素晴らしい制度なんだ。なぜこの制度を今の今まで知らなかったのだ。もっと若いうちにこの制度を知っていれば、と思い悔やみもしました。

しかし過去を振り返ったところで何もなりません。もう既にこの時には、働いていたマッサージ店を辞めることは心の中で決まっていました。今の自分の年齢を考えるとギリギリでした。しかし物欲がないことが幸いして資金となる貯金は十分にありました。

しばらく・・・というかほんのちょっと考えた結果、結局ワーキングホリデーに行くことにしました。問題はどこに行くのか?オーストラリアだとチャラ過ぎる・・・イギリスだと物価が高すぎる・・・アイルランドは情報がなさすぎる・・・というような感じでカナダがちょうどいいんじゃないか、くらいな感じでカナダに決めました。

ちなみにカナダのワーキングホリデーの申請条件は以下の通りです。

・日本の国籍を有する

・パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーすること

・年齢が、IEC登録時点で18歳以上30歳以下である (出発時の年齢ではない)

・最低2,500カナダドル相当の資金を有している (およそ20~25万円)

・滞在する期間をカバーする医療保険に加入できる

・カナダに入国できる権利・資格がある事

・往復航空券を事前に購入するか、帰国の航空券を購入できる資金を持っていること

・扶養家族が同行しないこと

・プログラム参加費の支払いができること

・過去にカナダへワーキングホリデーをしたことがない

引用:公式

などの条件がありますが、基本的に証明義務などは特にありません。パスポートくらいです。年齢制限について(私は申請当時27歳だったので年齢の要綱はクリアしていたのですが)これは申請時に29歳であればよく、出発時に30歳になっていても問題はないようです。実際バンクーバーで30歳でワーホリをしている人に会ったことがあります。

また医療保険ですが、これは海外旅行保険に事前に入っておいた方が良いと思います。もしくは最低でも海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを持っていくべきだと思います。日本と違い海外、特に欧米の治療費はバカ高いです。死亡保険さえ外してしまえば(それもどうかと思いますが)年間10万円を切るのでまさに保険を打っておいた方が良いと思います。

また手持ちの資金も初めの3か月くらいは余裕で生活できる金額は持っていくべきです。ちなみに私は100万ほど用意して行きましたが、最終的にカナダを後にするときに130万ほどに微増していました笑。しかし初めの2~3か月は学校や新しいステイ先、仕事探しと中々忙しいのですぐに稼ぐことができる状態にはなりません。

そんなわけで私のカナダでのワーホリの準備は着実に進み、渡航計画の詳細を進めていきました。