世界の奇祭。何かを投げ合う祭。

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世界には不思議な祭りが溢れています。その中でも「何か」を投げ合う祭が非常に多いです。海外旅行の目的として世界遺産や文化遺産、遺跡を見て回るのもいいですが、たまには一風変わった海外の祭りを訪ねてみてはいかがでしょうか?

もっと細かく調べればもっといろいろ奇祭がありそうなのですが、


スペイン 

ワイン祭り(バルセロナ)6月

tomatina トマト投げ祭り(ブニョール) 8月

la raima ブドウ投げ祭り(バレンシア) 8月

Enfarinats 小麦粉祭り(イビ) 12月28日


イタリア

Battle of the Oranges オレンジ投げ合い祭り(イブレア)2月


ギリシャ 

Guerre de Farines galaxidi 小麦粉投げ合い祭(ガラクシティ) 2月


イギリス

世界カスタードパイ選手権(コックヒース) 6月


タイ

ソンクラーン(タイ全土) 4月


インド、ネパール、スリランカ

ホーリー(全土) 3月


私がこの中で参加したことがあるのが、スペインのトマト投げ祭り、タイのソンクラーン、インド、ネパールのホーリー、のみです。・・・こうやって調べてみるとヨーロッパは何かを投げ合うのが好きなのでしょうか?特にスペインは年がら年中いろんなものを投げています。やはりシンプルに何かを投げ合うというのは楽しいのかもしれません。童心に帰ったようで。

しかし、ヨーロッパでは野球を流行っていないからか投げ方が下手くそです。私がスペインのトマト投げ祭りに参加した時のこと。まあ、どこの国の人か分かりませんが、英語でない言葉を喋っていたからおそらくヨーロッパのどこかの人だとは思いますが、トマトの投げ合いになったことがありました。

相手は力任せに投げてくるのですが、私は小学1年から中学3年まで9年間、特に小学校の時は野球部と少年野球を掛け持ちしていた野球少年でした。そのため小さいモーションで的確にするどく相手の急所めがけてトマトを投げつけてやりました。

そんなことはともかく、これが日本だったらまたぞろ消費者団体やら人権団体やらが騒ぎ出して、アフリカではご飯が食べれなくて餓死している人がいる、とかヒステリーを起こしそうですが、ヨーロッパは人権大国とか言われるが何故かこういう祭りには寛容な様子です。

最近では訪日外国人の人気観光地も変わってきています。もちろん東京や京都は今でも人気なのですが、最近では世界的に有名になった日本のハロウィンを目的とする外国人観光客。また日本各地で行われているお祭りをメインにしている旅行者。そして日本らしいものと言えば人気アニメや漫画などの舞台となった聖地巡礼などなど。外国人旅行者の嗜好も変わりつつあります。

私たちはどうしても海外旅行に行く、というと、世界遺産や大自然、ショッピングなどがメインで行くことが多いのですが、私は海外旅行に行くメインの目的にこのようなバカ騒ぎのお祭りやイベントに参加することを目的にしてもいいのではないかと思います。その方がきっと記憶に残る忘れられない思い出になると思います。