世界の人口が多い都市ランキングで東京がぶっちぎりの1位に

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先日国連が発表した ”世界で人口が多い都市ランキング” で東京が2位を軽くちぎって世界一になりました。そのトップ10が以下の様になります。


1位: 東京(日本)3814万人

2位: デリー(インド)2645万人

3位: 上海(中国)2448万人

4位: ムンバイ(インド)2135万人

5位: サンパウロ(ブラジル)2129万人

6位: 北京(中国)2124万人

7位: メキシコシティー(メキシコ)2115万人

8位: 大阪(日本)2033万人

9位: カイロ(エジプト)1912万人

10位: ニューヨーク(米国)1860万人


このランキングは、都市部に隣接する市街地までを都市として定義しています。つまり、神奈川県なら川崎市、千葉県なら市川市なども含まれているため純粋に東京で暮らしている人の数ではないようです。

しかしこのランキングかなり眉唾ものです。特に中国とインドの存在。そんな訳がありません。例えば中国には ”黒孩子” という存在があります。

この言葉における黒は「闇」という意味で、これは政府の視点による言葉である[3]。その数は数千万から数億人と言われており、実数ははっきりしていない。黒孩子は、一人っ子政策開始直後から認識されており、1982年の人口調査で既に全10億の人口中475万人(人口比0.47%)が把握されていた。2010年に中国国家統計局が行った人口調査では、戸籍を持たない人の数が総人口のおよそ1%にあたる約1300万人に及び、その大半が黒孩子だとみられている。黒孩子は戸籍上は存在しないため、国民として認められておらず、学校教育や医療などの行政サービスを受けることができないといった状況にある。

引用:WIKIPEDIA

これらはこの人口ランキングに反映されていません。そのため中国の北京や上海などは下手をすると数字が倍増する可能性すらあります。またインドでも同様のことが言えます。というよりも世界的に戸籍をしっかりと管理しているのは日本を含む両の手で数えられるくらいしかありません。

上記にランキングされているような国は、まともな管理などできていないのが現状となります。アメリカですら1000万人を超える不法移民や不法滞在者がおり、そのほとんどがニューヨークやロサンゼルスなどの大都市にいるため正確な人口など測るのは不可能に近いと言われています。まあそういう意味では東京も不法滞在している中国人や韓国人が大勢いるのですが、さすがにアメリカの1000万人と比べるような数字ではありません。

ちなみに私の住んでいるタイの首都バンコクですが、このランキングの30位にも入っていません。まあその時点でこのランキングの正確性がぐらついてくると思います。ちなみにバンコクの人口は現在850万ほどだと言われています。しかし実際は1000万人を軽く超えていると思われます。

さらに現在では近隣のラオス、カンボジア、ミャンマー、最近でははるばるベトナムからも多くの人が仕事を求めてタイのバンコクにやってきています。そしてその数は数百万とも言われています。現在タイのバンコクのいわゆる3K(きつい、きたない、危険)な仕事はタイ人は行わず、これらの上記からの流民がやっています。

まあ国連自体があまり信用できる機関ではないため、そこが出したこのような発表も然り。かなり眉唾なランキングになります。もちろん東京も世界に冠たる大都市であることは間違いないのですが、それに加えて日本人が馬鹿真面目に申告したから日本がトップになったという側面もあるのではないかと思います。