ロシア渡航計画案(仮)

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ロシア渡航計画案(仮)

突然ですが、ロシア人はパタヤが大好きです。そしてパタヤで会う美人は大概ロシア人です(多分)。そんなロシアとロシア人。ロシア人のイメージといえば何といっても・・・・・美人。というかそれ以外あまりイメージがわきません。しかし、改めてロシアと言われても、グルメ、スポーツ、観光名所、ほぼピンと来るものがありません。

つまり、ロシアに行く=美人に会いに行く、ということになります。と書いてしまうとバカみたいなのですが、しかし、それだけの動機付けでもロシアに行ってみたいと思わせるとはロシア美人おそるべし。しかし、何か腰が引ける・・・日本からすれば隣の国だのに。正直なところ未だにロシアには敷居が高いイメージがあります。

その一つにビザの問題もあります。面倒くさい。今の時代、入国するのが難しい国など内戦している国や、がっつりイスラム教の国などを除くと世界にあまりありません。まあ、ビザはどうしても相互免除というのがついてきます。ロシア美女ならノービザでウェルカムですが、酒飲みのロシア人野郎などが大挙して日本に来たらたまったものではありません。

またロシアには、旧共産圏、核大国、テロ、旧KGB、プーチン、おそロシア、など漠然とした怖さもあります。しかしだからこそ、簡単には体験できないからこそ見てみたい。そんな好奇心をそそられる国の一つではあります。実は、美人が見たいというのはその前菜に過ぎなかったりします。まずはそのロシアの空気を吸ってみたい。

ところでそんなロシアは移住先になるか?1秒で無理だと思いました。やはり長期間は難しいと思います。しかし、短期間ならば行ってみたい。そこでまずは練習として日本にも近いウラジオストクあたりにでも練習がてらで行ってみるかと思いました。というわけでざっくり調べてみることにしました。

まず、基本的にロシアに入国するにはビザが必要になります。その際ロシア大使館または領事館にロシアのビザを申請することになるのですが、受け入れ側からの 招待状 が必ず必要になります。招待者は、ロシア居住権を有する個人やビジネスパートナー、学校法人、医療機関、ロシア外務省からの旅行業許可証を有する旅行社でなければならないとのことです。

そして入国後は、7日間以内にビザの外国人登録を滞在ホテルでしなければならないようです・・・うーん面倒くさい。今の時代ここまで面倒くさいのはロシアかサウジアラビアかくらいではないでしょうか?しかし、そんな面倒なことを解決してくれる代理店がネットで山ほど見つかります。費用は総じて1万円を切るようです。また渡航予定日の事前からかなり余裕をもって申請すればそれだけ安くなるようです。

また個人でビザ取得もできるとのこと。要は飛行機のチケットを予約し、ユースホステルなどの招待状を発行できるホテルを予約すればロシア大使館で発行できると。しかしロシア大使館はわが地元名古屋にはありません・・・。東京まで行く費用を考えたら代行でいいのかもしれません。ちなみに観光ビザは30日になります。

・・・などと昔調べていて、あまりに面倒くさくて放置していたのですが、現在、ウラジオストクを含む沿海州に限り、電子ビザでの滞在可能となったとのことです。電子ビザの要諦ですが、ざっとこんな感じのようです。まあ、ロシアのことなので状況は変わるかもしれません。その都度確認が必要です。

・入国予定日の20日~4日前までにこちらから申請

・各所記入して返事を待つ。

・送られてきた電子ビザはプリントアウトして常時携行しなくてはいけない

・滞在は入国した日から数えて8日目。つまり実質7日。

ちなみに私が今住んでいるのはタイ。そこでここタイからロシアのウラジオストクまで飛行機のチケットの値段を軽く調べてみることにしました。するとどのチケットも異常に高い。どのサイトで探しても7万以上、片道10~20時間、乗り換え1,2回、という地獄のチケット。パタヤに来ているロシア人は一体どうやって来ているんだ?何か抜け道があるのか?

ということでタイから直接飛ぶのはちょっと割が合わないということが分かりました。もちろん金にものを言わせて飛ぶこともできますが、そこまでしてまでというパッションはありません。それならば一度、中国や韓国に行き、そこからチケットを買った方が良いのかもしれません。

・・・んー、いや、やっぱり中国や韓国に行くのはいやだな。できうる限り彼の国たちにはお金は落としたくない。それならばいっそのこと一度日本に戻り、そこから鳥取の境港まで行って船で韓国経由でウラジオストクへ行くかと思い、ざっと調べてみました。するとフェリーの会社が見つかりました。

上記のフェリーで行くと片道2泊3日で所要時間40時間ほど。チケット代は1STで往復36000円ほどでした。ちなみに名古屋から鳥取までの交通費は大体片道1万円くらい、所要時間は片道12時間ほど。ということはウラジオストクまで片道52時間以上(港でも待ち時間や連結時間を合わせると60時間くらいになりそう)。チケット代は往復で56000円になります。

ちなみに名古屋からウラジオストクまでの飛行機のチケットは、韓国を経由して約10万円(もっと安いチケットもありましたが、トランジットが10時間越えと問題外でした)でした。その差額44000円。しかし、圧倒的に時間がかかる。時間にめちゃめちゃ余裕があればフェリーで行くのも一興だと思いますが・・・。

しかし、現実的には、やはり一旦地元名古屋に帰って、そこから飛行機で行くのが現実的な方法だということを悟りました。ちなみに全然関係ありませんが、タイ人はロシアにビザなし30日入国ができるみたいです・・・何でだよ!ああ。相互ビザ免除を結んでいるからか。やはりロシアとの縁はないのかもしれません。