タイ語23 タイ語で助数詞を使い分けるとタイ人の見る目が変わります 

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タイ語をある程度使い慣れてくると次に迷うのは、何といっても物の数え方です。最初は何を数えるのでもアン(~個)を使っていました。しかし、タイでの暮らしが長くなるとやはりいつまでもそういうわけにはいかなくなります。確かに日本でも全て~個と使えば意味は通りますがやはり傍からみると恥ずかしい。TPOに合わせて使い分ける必要が出てきます。

またこちらがある程度タイ語ができると分かるとタイ人は何の遠慮もなくタイ語で話しかけてきます。当然物の数え方もそれに習うので初めは何を言っているのか全く分かりません。彼らの言っていることを理解するためにも正しいものの数え方を把握する必要があります。


~個(菓子・小さなもの一般):アン:อัน        

~人(人間):コン:คน 

~台(自動車),~本(スプーン、フォーク):カン:คัน           

~台(機械):クルアン:เครื่อง         

~部(新聞),~冊(雑誌),~通(手紙):チャバップ:ฉบับ     

~枚(布),~切れ(切り身):チン:ชิ้น         

~頭,~匹(獣、魚、鳥、虫),~着(衣服),~個(机、椅子):トゥァ:ตัว        

~組(衣類),~セット(食器):チュット:ชุด            

~個(果物),~枚(切符、葉):バィ:ใบ       

~枚(CD、板、紙):ペン:แผ่น         

~粒(宝石、錠剤、米):メット:เม็ด 

~冊(本),~本(ろうそく、針、はさみ、ナイフ):レム:เล่ม 

~本(びん):クァット:ขวด 

~皿、~品(料理):ジャーン:จาน    

~杯(ご飯、そば):チャーム:ชาม   

~杯(飲み物):ゲーオ:แก้ว 

~個所(場所):ヘン:แห่ง 

~個(缶詰):グラポン:กระป๋อง 


これらの物の呼び方で悩まされたのは、服の数え方、です。どの本を見ても、ネットなどで調べても服の数え方は~トゥアと書いてあります。しかし昔サービスアパートで一緒に働いていたタイ人スタッフは~チンと呼んでいました。

~チンとは、どう調べても、一切れ、とかいう意味のはずなんですが・・・まあこの辺はタイ人の細かいニュアンスの問題になりそうだったので、早々に理解することを諦めて結局タイ人が使っている数え方を信じてチンを使っています。