タイ語で物の位置を伝える。
タイで暮らしていても東西南北のタイ語を覚えることが中々できませんでした。その理由は何といっても普段使わないから。日本でも東西南北なんて特定の仕事をしている人じゃないとあまり普段使わないと思います。私は、昔不動産屋で働いていたのでよく使っていましたが。
逆に右とか左はすぐ覚えました。バンコクやパタヤで移動する時や、女の子の待ち合わせ場所やアパートに行くときにタクシーやトゥクトゥクの運転手に道案内するときに必要だったので。やはり欲望は語学の理解力を底上げしてくれます。
北:ヌア:เหนือ
南:タ―イ:ใต้
東:タワンオーク:ตะวันออก
西:タワントック:ตะวันตก
太陽、日:タワン:ตะวัน
落ちる、沈む:トック:ตก
右:クワ―:ทางขวา
左:サーイ:ทางซ้าย
上:カンボン:ข้างบน
下:カンラン:ข้างล่าง
横:カンカーン:ข้างๆ
前:カンナ―:ข้างหน้า
後ろ:カンラン:ข้างหลัง
※“下”と同じ
反対の:トロンカーム:ตรงข้าม
中:カンナイ:ข้างใน
外:カンノーク:ข้างนอก
隅:ムゥム:มุม
真ん中:クラーン:กลาง
頂上:ヨート:ยอด
底:ゴン:ก้น
~の間 :ラワーン:ระหว่าง
隣 :カンキィァン/ カンバーン:ข้างเคียง / ข้างบ้าน
遠い:グライ:ไกล
近い:グラィ:ใกล้
ここ:ティーニ―:ที่นี่
そこ:ティーナン:ที่นั่น
あそこ:ティーノーン:ที่โน่น
この中でも何といっても難しくてややこしいのが“遠い”と“近い”だと思います。私はこの二つを完璧に言い分けている日本人をあまり見たことがありません。ちなみにこの二つの発音と意味の違いは、声調の違いだけになります。しかしカタカナにしてしまうと一緒になってしまいます。最初のうちは使い分けに困る単語達になります。
しかし、一応の逃げ道があって“近い”と表現したいときは“グラィ”を2回続けて“ガィ・ガィ”(グラィ・グラィよりも発音が近い)と言えば“近い”を表現することができます。というか相手が理解してくれます。問題は“遠い”と言いたい時。これはもう仕方がありません。マイ・ガィガィ(近くない)で表現しましょう。
コメント
なるほど❗目から鱗ですな。空港からタクシーで常宿へ向かう際、クライクライ▪ポセイドンで運転手はカウチャイカップと返事してくれてました。ポセイドンと場所を言っているのでそこから遠い場所をクライを使って言わんだろって。マイガイガイ···うーん、使える!四捨五入すると70歳のニュージーランド在住爺いです。
ご隠居様
ありがとうございます。本当にそうですね。このタイ語の近いと遠い、ちゃんと発音できている日本人あまり見たことありません。特に外国人の話すタイ語に慣れていないタイ人相手だとショックを受けるほど通じません。最終的には、身振り手振りと伝える気持ちと折れない心だと思います。