海外移住日記第54話 バンコク研修の不満。温かいご飯が食べたい

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バンコク研修の不満と愚痴

バンコク研修の一番の不満は何と言っても当初聞いていた研修が4週間から7週間に伸びたことでした。話が違う!と憤ってみても、まあまあとなだめすかされます。家賃はかからないからいいじゃない、と。いやいや確かにバンコクでの滞在の費用は掛かっていません。しかし、シラチャにあるコンドミニアムは解約したわけでもありません。

そっちの家賃は住んでないけど払い続けています。しかも人の住んでいない部屋はすぐに荒れます。案の定休みを使ってシラチャの自分の部屋に戻った時、部屋はほこりまみれになっていました。また防犯上の問題もあります。長期間留守にしている間泥棒でも入ったらどうしてくれるのだ?

さらに当時私が暮らしていたタイのアパートは家賃は手渡しでした。その支払いもあります。さらに荷物の問題もありました。1か月と聞いていたため、それ用の荷物しか持ってきていません。2か月となると圧倒的に荷物が足りません。それをこっちで買えと言うのか?

さらに研修用に用意された部屋も部屋で問題ありでした。バンコクの研修先は5つあったのですが、用意された部屋はそのうちの1つのもっとも不便なところにある館の一室でした。そこは車を持っている、また運転手がいる人には良いのかもしれませんが、その両方とも持っていない私にとってはまさに陸の孤島でした。

近くにレストランや食堂もほぼなし(高くて微妙なラーメン屋はあり)。なぜかフカヒレ専門店が近くにありましたが行くことなどありません。そのため食事と言えば研修終わりにいつも近くのスーパーに行って出来合いのお惣菜を購入して部屋で食べるだけというなんともわびしいものでした。

とにかく炊きたての温かいご飯が食べたい。正直発狂しそうでした。そもそも何でシラチャで働くのにバンコクで研修しなくてはいけないのだ。絶対意味がない!と一人いらついていました。そのいらいらを解消すべく毎夜のごと夜遊びに出かけていました。そのせいでお金が毎日のように飛んでいってしまいました。そうしてようやっと長かった7週間の研修が終わりました。

その後、シラチャに戻って現場に立ってみると、改めて私の考えが正しいことが実証されたのは言うまでもありません。そうバンコクでの研修は全く役に立ちませんでした。つまりこの7週間は全くの無駄な時間を浪費したことになります。まあ、何度も言いますが、事実椅子に座ってパソコン触っているだけで安いながらも給料がもらえていたので良かったは良かったのですが・・・。