カナダのバンクーバーでのワーホリ体験記13 カナダでマッサージの仕事を探す

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カナダでマッサージの仕事を探す

カナダに留学した一番の目的は海外でマッサージの仕事をすることでした。当時は、マッサージこそ我が天職、そう思っていました。海外でマッサージの仕事をして生計を立てたい。そのためには英語圏で仕事をする必要があると思いました。そのための足掛かりとして選んだのがカナダでした。

正直マッサージ技術には自信がありました。タイで欧米人のプロのマッサージ師やトレーナーと出会い、その技術の低さを見ていたからでした。技術であれば私の方が頭一つ抜けている。そう言う考えが頭にあったため、カナダ行きを計画をしている頃、またカナダに着いた当初はマッサージの仕事なんて簡単に見つけられると思っていました。

バンクーバーに着き、学校に通う前に電話帳で調べたマッサージ屋に片っ端からレジュメを送るということをしていました。また現地の求人案内のWEBなどで、マッサージ、リラクゼーション、と書かれているところにも同様にレジュメを送りました。

しかし、そのほとんどから返事はありませんでした。しかし中には何軒か連絡をくれたところがあったのですが、皆口をそろえて言うのは、あなたは資格を持っているのか?でした。そこで親切な人が教えてくれたのですが、カナダでマッサージの仕事をするには日本同様マッサージの学校に入学し、そこを卒業して資格を取得し、登録されないといけない、と教えてくれました。

これは州によるらしいのですが、私のいたバンクーバーはブリティッシュコロンビア州に属しており、そこで活動するには資格が必要とのことでした。完全に初耳でした。というか事前に下調べしとけよって話なんですが、完全に情報収集をし忘れていました。

これはマズイ。技術的に足りないとかいう以前に法律的にダメだ。これはもうお手上げでした。それでも当時の私は今よりかなり行動的だったので、何とかならないかともがいていました。その過程で、ケベック州まで行けば資格なしでも働けることが分かりました。

ケベック州に引っ越すか・・・いやー面倒くさいな。今、バンクーバーで出来た基盤を崩すのはもったいない。そんな感じで悶々と考えていた時にjpcanadaで一つの求人を見つけました。それが、タイ人系の治療院でのアシスタント募集、でした。

・・・タイ人系の治療院か・・・ふと思い出したのはチェンマイで治療院で修行していた毎日記事参照。その過去の記憶があまりにも懐かしいこともありダメ元で応募してみることにしました。記載されているアドレスに応募のメールを送ると、数日後返事がきました。面接がしたいので、○日後の○時にオフィスに来て下さい、と。

他の店もダメだったし、ここがダメだったらカナダでマッサージの仕事をするのは無理かもな・・・そんな思いで一杯でした。そもそも法律的にアウトなのだから仕方がないと言えば仕方がないのですが。そんな背水の陣で面接を迎えることになりました。