タイ語22 タイ語で味覚表現。タイ料理は酸っぱ辛いだけじゃない 

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タイ料理のイメージと言えば、辛い、というイメージがどうしても強いかも知れません。もしくはトムヤンクンに代表されるように、酸っぱ辛い、という、すっぱムーチョ、のようなイメージもあるかもしれません。しかしそれらはある種タイ料理の氷山の一角にすぎません。我々日本人の感覚でいうと外国人から、日本食と言えば寿司と天ぷらダケ!と言われているようなものです。そんなこと外国人から言われたら腹が立つでしょう?


塩辛い:ケム:เค็ม

辛い:ペット:เผ็ด

甘い:ワーン:หวาน

酸っぱい:プリアオ:เปรี้ยว

苦い:コム:คม

熱い:ローン:ร้อน

冷たい:イェン:เย็น

カリカリ:ゴープ:กรอบ


タイのほぼすべての屋台や食堂、レストランなどには4つの調味料が置かれています。唐辛子、ナンプラー、砂糖、お酢。そうタイ料理ははじめからカスタマイズありきで出されてきます。

タイ人の友人や彼女らとバーミー(タイ式ラーメン)を食べに行くとびっくりすることがあります。お酢と唐辛子を入れまくり、地獄みたいな色をしたバーミーが出来上がるからです。怖いもの見たさで味見させてもらいますが、個人的には罰ゲームかと思うくらいの味になっています。まあ国が違えば味覚も違うと言うことなのでしょうか。

ちなみに私がタイに住んでいる時に呼び寄せた友人は、それが初タイであり、初海外でした。それからどっぷりタイにはまり、数年後には青年海外協力隊のメンバーとして赴任するまでに至りました。

数年ぶりにタイで再会した時に友人は、出てきたラーメンに唐辛子とおもいっきりお酢を入れていました。私は在タイ歴5年ほどになりますが、辛いのは平気でもお酢だけは入れる気にはなりません。しかし友人は、お酢を入れないとはまだまだだな、と意味不明なことを言いながら笑っていました。