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世界で一番信頼されている”MADE IN～”の2017年のランキングが発表されました。1位から10位が以下になります。
50ヶ国43000人以上を対象に、どの国の製品を一番信頼しているかということについて調査した結果から算出された上位ベスト10です。1位は予想通りドイツになりました。ちなみに我らが日本は8位タイ。・・・個人的に2位か3位だと思っていた私からすると意外な順位でした。
ドイツ製と言えば、品質技術で優れ、精密、高級などのイメージがあるので納得の1位と言えます。2位のスイスも“信頼性”という部分でとても高い評価を受けています。しかしその下、3位のEUとは何だ？これは何かずるい気がする。EU＝ドイツ、だろうと。
またどうしても納得がいかないのは、カナダとイタリアが日本より上にあると言うこと。 7位のイタリアに関しては、まだデザイン面で高い評価を受けていることが想像できるので、100歩譲って良しとできる面もあります。しかしなぜカナダ？
カナダのバンクーバーに住んでいたことがありますが、高品質という感じはしませんでした。どちらかというとアメリカ的な大ざっぱで適当な粗い作りの物が多かったのにと思います。このランキングに始まったことではないですが、完全に西洋白人バイアスがかかっているのではないかと訝ってしまいます。
まあそんな中、アジアで唯一ベスト10に入った日本は、素直に誇らしいと思います。ちなみに20位まで、日本以外はすべてヨーロッパの国家がランクインしているのも首をかしげたくなります。
ちなみに資料を見ると70点以上ならその国の製品は信じて使うことができる、ということらしく、 80点以上ならその国の製品に対しては全面的に信頼できるとのことです。・・・イタリア製が全面的に信用できる？ふーん。
しかし切ないのは世界に流通する物資の20％を生産して、世界の工場、と呼ばれている中国が下から二番目だということ。ということは世界の20％は信用のできない粗悪品が流通しているということでしょうか。それはそれですごいことです。