海外で起こったテロまたは無差別攻撃覚書 2017年7月編

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2017年7月1日

アメリカ、リトルロック

米アーカンソー州のナイトクラブで銃撃事件 28人負傷

【AFP=時事】米南部アーカンソー(Arkansas)州の州都リトルロック(Little Rock)のナイトクラブで1日未明、銃撃事件が発生し、25人が撃たれて負傷、他に3人が銃撃とは別の原因で負傷した。現地警察が同日発表した。事件は1日午前2時30分(日本時間同日午後4時30分)ごろ、リトルロックの中心部にあるナイトクラブ「パワー・ウルトラ・ラウンジ(Power Ultra Lounge)」で起きた。警察は当初、銃で撃たれて17人が負傷したと発表したが、後に25人が撃たれて負傷し、他に銃撃とは別の原因で3人が負傷したと訂正した。警察はツイッター(Twitter)でいずれの負傷者も命に別条はないとの見方を示した。警察は「銃撃事件は乱射事件やテロ関連ではなく、コンサートで起こったもめ事が原因のようだ」と述べた。当局は今のところ、容疑者の名前など身元についての情報は公開していない。アーカンソー州のエーサ・ハチンソン(Asa Hutchinson)知事は声明で「リトルロックの犯罪問題はひどくなってきているようだ」と述べ、銃撃事件を「愚かで暴力的な悲劇」と非難して、州政府が「地元警察を支援する」と約束した。ナイトクラブのウェブサイトによると、同クラブでは1日、「フィネス2タイムズ(Finese 2 Tymes)」というアーティストの出演が予定されていた。

翻訳編集】AFPBB News

2017年7月2日

シリア、ダマスカス

シリア首都で車が爆発、18人死亡 治安部隊の追跡後に

【7月3日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)の東部で2日、治安部隊に追跡されていた自爆犯1人が車両を爆発させ、在英のNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると18人が死亡した。ダマスカスでここ数か月に起きたものでは最多の死者を出す攻撃となった。監視団や国営メディアによると、治安部隊は同日早朝、自爆犯の車両3台がダマスカス市内に向かうのを制止。国営テレビによるとうち2台は市郊外で爆破されたが、3台目は東部のタハリール広場(Tahrir Square)地区に侵入し、包囲された末に運転手が自爆した。監視団によると、死亡した18人には政権側の治安部隊員7人と民間人2人が含まれている。このほかに少なくとも12人が負傷した。犯行声明はこれまでのところ出ていないが、ダマスカスで以前に発生した攻撃ではイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」や、ISと対立するイスラム過激派集団が犯行を認めている。シリアでは6年に及ぶ内戦で主要都市が荒廃しているが、ダマスカスは大規模な戦闘は免れている。(c)AFP

2017年7月2日

フランス、アビニョン

仏アビニョンのモスク前で銃撃、8人軽傷 テロではないと検察

【AFP=時事】(更新)フランス南東部アビニョン(Avignon)にあるモスク(イスラム礼拝所)の前で2日夜、銃撃があり、8人が軽傷を負った。検察当局が発表した。テロではないと判断している。初動捜査によれば、2日午後10時半(日本時間3日午前5時半)ごろ、少なくとも2人の男がモスク近くで車から降りて発砲。ショットガンも使われたという。 検察は「モスクは標的でなかった」とし、テロの可能性を排除している。目撃者らは、フードをかぶった男4人が車に乗っていたと話している。フランスでは6月29日、パリ(Paris)南東の郊外クレテイユ(Creteil)で四輪駆動車がモスクの防護壁に突っ込む事件があったばかり。

【翻訳編集】AFPBB News

2017年7月11日

タイ、クラビ

民家で発砲、8人死亡=迷彩服姿の集団-タイ南部

【バンコク時事】タイ警察は11日、南部クラビ県の民家で武装集団が発砲し、子供3人を含む8人が死亡、3人が負傷したと明らかにした。警察は逃走した武装集団の行方を追うとともに、犯行の動機について「個人的対立や土地をめぐるトラブルなどの可能性がある」とみて調べている。警察や地元メディアによると、迷彩服姿の6、7人の集団が10日午後、地元の村長宅に押し入って家族を監禁。同夜に村長が帰宅した後、発砲が始まり、村長らは頭などを撃たれて死亡した。被害者家族はイスラム教徒だったという。AFPBB

2017年7月14日

エジプト、ハルガダ

外国人観光客を刃物で襲撃 女性2人死亡 エジプト

エジプト東部の紅海に面した保養地で、刃物を持った男が外国人の観光客を次々に襲ってドイツ人の女性2人が死亡し、エジプトの警察当局は男を拘束して動機などを調べています。エジプト東部の紅海に面した保養地、ハルガダのホテルのビーチで14日、外国人の観光客が刃物を持った男に相次いで襲われました。エジプトの治安当局によりますと、この事件で6人がけがをして病院に運ばれましたが、このうちドイツ人の女性2人が死亡しました。警察は男を拘束して動機などを調べていますが、男は近くの浜辺から泳いでホテルのビーチに侵入したということです。エジプトでは同じ14日、首都カイロの近郊で警察の車両が襲撃され、5人の警察官が死亡しました。いずれの事件もこれまでのところ犯行声明などは出ていませんが、エジプトでは過激派組織IS=イスラミックステートが首都カイロや東部のシナイ半島などで、キリスト教徒を狙ったテロや警察や軍に対する襲撃事件をくり返しています。引用:nhk

2017年7月24日

パキスタン、ラホール

パキスタンの警察詰め所で爆発 26人死亡 60人負傷

パキスタン東部ラホールで24日午後、爆発があり、地元州政府によると、少なくとも警官ら26人が死亡、約60人が負傷した。自爆テロとみられる。反政府勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」が犯行声明を出した。地元メディアによると、爆発があったのはラホール南部の市場近くにある警察の詰め所。死者のうち警官は9人という。同国では警察や軍を狙った反政府勢力の攻撃が続いている。(イスラマバード=乗京真知)朝日

2017年7月24日

アフガニスタン、カブール

【ニューデリー支局】ロイター通信によると、アフガニスタンの首都カブール西部で24日午前、政府職員が乗ったバスの近くで自動車に積まれた爆弾が爆発し、職員ら35人が死亡、40人以上が負傷した。自爆テロとみられる。旧支配勢力タリバンがツイッターで犯行声明を出した。カブールではタリバンや過激派組織「イスラム国」(IS)がテロを繰り返しており、治安の悪化に歯止めがかからない状況が続いている。 治安当局によると、爆発があったのはイスラム教シーア派住民が多く住む地区で、バスの他に市民が乗った車や商店や結婚式場など10カ所以上も被害に遭った。AFP通信によると、負傷者には子供も含まれている。 タリバンは犯行声明で「情報機関の職員が乗ったバス2台を狙った」と主張。一方、政府は同日付の声明で「バスは鉱山・石油省の所有で、情報機関の職員はいなかった」と述べた。 カブールでは5月31日に中心部で爆弾テロがあり、150人以上が死亡。先月にも6人が死亡する爆破テロがあった。治安対策のため、北大西洋条約機構(NATO)が増派の方針を決めている。毎日

2017年7月24日

パラグアイ、ペドロフアンカバジェロ

【サンパウロ時事】南米パラグアイ東部のペドロフアンカバジェロ市にあるナイトクラブで24日未明、武装した男2人が客に向けて銃を乱射し、4人が死亡、11人が負傷した。被害者はいずれもブラジル人だった。同市はブラジルと国境を接し、麻薬密輸の拠点となっている。地元メディアによると、男らはブラジル側から車で乗り付けた。死者のうち男性2人がブラジルの有力麻薬組織に所属していたといい、2人の殺害が目的だったとみられる。時事

2017年7月28日

ドイツ、ハンブルク

刃物男がスーパー襲撃、7人死傷 ドイツ北部

【7月29日 AFP】ドイツ北部ハンブルク(Hamburg)のスーパーで28日、大型の包丁を持った男が買い物客を襲い、1人が死亡、6人が負傷した。男は警察に身柄を拘束された。地元警察は声明で、容疑者が26歳のアラブ首長国連邦(UAE)出身の男と特定されたと発表。国籍は不詳とされている。男は入店後、突然買い物客を襲い始めたという。動機は今のところ不明とされている。独紙ビルト(Bild)は、血まみれの白い袋を頭にかぶり、警察車両の後部座席に座る男の写真を掲載。男がスーパーで「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫んだと報じている。ただ警察当局は、男が「アラーアクバル」と叫んだかどうかは確認できていないという。死亡したのはドイツ人とみられる50歳の男性。さらに50歳の女性1人と、19~64歳の男性4人が刃物で負傷した。男は襲撃後、現場から逃走したが、居合わせた人々が男を追跡して取り押さえた。その際に35歳の男性1人がけがをした。(c)AFP

2017年7月29日

オーストラリア、シドニー

航空機での爆破テロ計画か 豪当局、4人を逮捕

オーストラリアの警察当局は29日から30日にかけて、航空機での爆破テロを計画していた疑いでシドニー市内の5カ所を捜索し、4人を逮捕した。警察は、テロ計画は「イスラム過激思想に感化されたもの」とし、国内の主要空港では保安検査が強化された。捜索は市内の中心部サリーヒルズのほか、南東部4カ所で29日午後に始まり、一部では30日も続いている。「捜索で疑わしい装置が見つかった」との地元報道もある。30日朝、警察幹部らとともに記者会見したターンブル首相は、空港での保安検査を、シドニー空港では27日から強化し、29日にそのほかの国内の主要空港に広げたことを明らかにし、「旅行者は少なくとも2時間前には空港に到着を」と呼びかけた。(シドニー=小暮哲夫)朝日

2017年7月30日

ドイツ、コンスタンツ

独銃乱射:34歳容疑者含め2人死亡 4人重軽傷

「イラク国籍、これまで数回、警察の捜査対象」報道も

【ベルリン中西啓介】ドイツ南部コンスタンツのディスコで30日午前4時半ごろ、男が銃を乱射し、撃たれた従業員1人が死亡した。地元警察によると、男はディスコから逃走中に警察官と銃撃戦になり負傷、搬送先の病院で死亡した。警察官1人を含む4人が重軽傷を負った。 容疑者は34歳の男で、動機は不明。警察は単独犯とみている。 DPA通信によると、男はイラク国籍で、長年地元で暮らしていたという。テロとの関連性を示す証拠は見つかっていないが、これまで数回、警察の捜査対象になっていた。 DPA通信が伝えた目撃者の話によると、店内には当時数百人の客がおり、男は自動小銃で周りにいた客に向けて次々と発砲したという。警察は背後関係の捜査を進めている。 ドイツでは28日、北部ハンブルクのスーパーマーケットで、難民申請希望者として入国したアラブ首長国連邦出身の男(26)が刃物で人を刺し、1人が死亡、7人が負傷する事件が起きたばかり。男はイスラム過激派と接点があったとされる一方、精神障害歴もあり、動機は判然としていない。凶行が相次ぐ中、治安問題が9月の連邦議会総選挙で争点の一つになりそうだ。毎日

2017年7月31日

アフガニスタン、カブール

アフガンのイラク大使館で襲撃事件、犯人全員死亡 ISが犯行声明

【7月31日 AFP】(更新)アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で31日、自爆犯によるイラク大使館外での爆発を引き金に、戦闘員らが同大使館の敷地内に侵入し、数時間にわたって攻撃を繰り広げた。当局が発表した。その一方で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は同日、傘下の通信社アマック(Amaq)を通じて、カブールのイラク大使館を襲撃したとする犯行声明を発表した。アフガニスタンの内務省は、襲撃が始まってから4時間ほど後に襲撃犯全員が殺害され、同大使館の敷地内が制圧されたと明らかにした。また大使館職員は全員無事で、警察官1人が「軽い」けがを負ったのみだったという。内務省は、自爆犯が施設の入り口で自爆ベストを起爆させて襲撃が始まり、少なくとも戦闘員4人が大使館を襲ったとしている。イラク大使館は市内の北西部に位置し、付近にはホテルなどの宿泊施設や銀行、大型スーパーマーケットや複数の警察施設もある。その一方、ISは声明で、2人の戦闘員がイラク大使館の建物を襲ったと述べている。(c)AFP