海外移住日記第62話 パタヤの定宿はパタヤのセンター

Pocket

シラチャから世界一の歓楽街パタヤはあっという間。

私はシラチャからパタヤまで日帰りで遊びにいくことが多かったです。シラチャからパタヤまではスクンピッド通り沿い、ロビンソンにつながる歩道橋下から40Bで走るロットゥ(乗り合いバン)がありました。しかし、これは乗客が全員そろってから出発するもので全く時間が読めませんでした。

色々なところで乗客を乗せたり、降ろしたり、時には、途中で止まり違うロットゥに乗り換えさせられたり、日本の感覚ではありえないのですが、途中運転手が買い物に行ったり、ガソリンスタンドで30分ほどかけて給油したりと、まあ時間が全く読めない代物でした。

それとは別に、今でもあるのか分かりませんが、当時、私の住んでいたシラチャプレス記事参照の隣にあったバルコニーというサービスアパートからパタヤのハーバーモールまでのシャトルバスが出ていました。所要時間は、交通状況にもよりますが、およそ1時間。空いている時間帯は40分ほどで着きました。バルコニー居住者は無料。外部の人間は100Bでした。時間通りに出発して快適なのですが、なんせ2時間に1本。微妙。

ロットゥは運転手のクオリティが悪く、安全保障のないジェットコースターのようなものでした。何しろ100キロを超えるスピードで前を走る車との車間距離が1mくらい近づいて走っていました。あれに比べればジェットコースターなんて可愛いものです。何しろこちらは、ちょっと前の車が急ブレーキを踏んだだけで交通事故につながるリアルデスコースターでした。

当時、私が働いていた職場の拘束時間は朝7時から夕方の4時まで。職場から自分の部屋まで徒歩10分。充分仕事終わりに日帰りでパタヤまで遊びに行くことができました。仕事を16時に終え、部屋に帰り着替えて準備をしてパタヤに向かい、ちょっと繁華街を飲み歩いて夜20時過ぎくらいにシラチャ行きのロットゥに乗り、21時くらいに部屋に戻ってくる。みたいな生活をしていました。

また休みの日にはパタヤに前日の夜から泊まりで行くこともありました。その場合は上述のシラチャプレイスの隣のサービスアパートからのシャトルバスを利用していました。というのもこのシャトルバスが到着するのがパタヤのセントラルロードに位置するハーバーモール。この近くに定宿のゲストハウスがあったからでした。それが、LKマンション、でした。

LKマンション

時期にもよりますが大体1泊700BAHT前後からで泊まることができます。まあ2000円前後(当時)です。安いんだか高いんだか分かりませんが、まあ大人として泊まっていて恥ずかしくないレベルのホテルです。しかしこのホテルの真骨頂というか、特筆すべきはその立地です。

ノースパタヤにもセントラルパタヤにもLKメトロにも、ちょっと頑張って歩けばウォーキングストリートも射程圏内徒歩圏内となります。そんな夜遊びにもうれしいLKマンションですが、一部の男性には嬉しいJFフリーとなります。

館内にはエレベーター、プール、室内には、エアコン、ホットシャワー、冷蔵庫、フリーWi-Fiなどなどが使えます。そして真下にはファミリーマート、道路を渡ったところにはセブンイレブンがあります。ちなみに真下にある屋台のぶっかけ飯屋には、世界一美味しい料理、として有名な、マッサマンカレーが売っています。値段も安くて味も抜群なので一度お試しあれ。

初めこそシラチャで慣れていたためパタヤは広いと思っていました。しかし、セントラルロードとソイブッカオが交差するところにあるこのホテルに落ち着いてからというもの、飲み屋が集まっているエリアまで半径1㎞ほどということもあり、酔い覚ましもかねて散歩がてらにちょうどいいと思って、パタヤを歩き尽くしていました。