タイで歯医者に行ってきた話2017 その3

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今回の受診は一応診察・相談のみということでメールはしてありました。しかし事前にネットで、タイ 歯医者 親知らず 抜歯 等で調べてみたところ大体の相場は調べ済でした。というわけでその相場くらいの金額は診療前にATMで下してありました。

ちなみにこの四つ葉デンタルクリニックにはホームページがあり、その中に診療費一覧のページもありました。事前にその金額もチェックしていました。当たり前ですが、その金額の通りでした。うーんこれは明朗会計だ。

それにしても2500Bか・・・思っていたよりも安いな。正直もっとするかと思っていました。もっと何やかんや訳の分からない項目てんこ盛りになって総額は4000Bくらいするのかと。診察費と薬代入れた総額2500Bくらいの金額だったらこのままここで処置してもらった方が手っ取り早くてよいかもしれないな。ちなみにレントゲンを撮った結果、ややこしい親知らずではないそうでした。

どうしますか?今日親知らず抜きますか?

>・・・今からできますか?

はい。できます。

>・・・何分くらいかかりますか?

30分もかかりません。

>そうですか・・・じゃあお願いします。

てなわけでとんとん拍子に治療が決まりました。そのまま再び診療台に寝かされ麻酔注射。麻酔注射も昔のように太い針でぶすっとやられるのかと思いきや、そんなものは数十年前の話ですね。医学の進歩は素晴らしい。何か極細の注射針で刺されたんだか刺されてないんだか分からないうちに終わっていました。

しかし問題は抜歯の方。確かに麻酔が効いていて痛みは感じないのですが・・・あんなに力ずくで引っこ抜くもの?皆そうなのでしょうか?それとも私だけ。そりゃ補助の人がいるわと。思いっきり顔を力ずくで固定されて、ぐりぐりごりごり引っこ抜こうとしてました。

・・・まあそれだけ私の歯がしっかりと歯茎に食い込んでいたということでしょうか。健康な証拠?だとポジティブにとらえたいと思います。女医二人が格闘すること20分ほど。無事に親知らずを抜くことができました。

この時間にルーズなタイランドでまさか事前告知の時間通りに終わるとは。抜いた歯の跡にガーゼを詰め込まれて処置終了となりました。診察室を出て待合室に戻り清算を待つことになりました。しばらく待っていると請求書と薬を持ったスタッフがやってきてくれました。

血は2時間もすれば止まりますから、とのことでした。渡された薬は鎮痛剤と炎症止めの抗生物質。数日たっても違和感があるなら再度来院して下さいとのことでした。肝心のお会計は2665Bでした。165Bほど金額が違っていましたがあまり気になりません。

最後には、国保や会社の保険などの還付に必要な書類があればいつでも言って下さいとの気遣い付きでした。これでうっとおしい歯茎の痛みから解放されるわ、とこちらこそ有難うございました、とお礼をいいつつ歯医者を後にしました。

後日談。治療を受けた翌日。すっかり歯茎の痛みはなくなっていました。何だったんだあの1週間苦しんだのは、と。こんなことならもっと早く行っておけばよかった。ただ30分近く口を大きく開けていた後遺症か、しばらく筋肉痛で口を大きく開けることができなくなっていました。

後日談2。親知らずの治療を受けた2日の夜。夜11時に知り合いの女の子からLINEがありました。今から飲もうと。正直抜歯の痛みが抜けていないので億劫でしたが、ここで断ったら大和の漢として先人たちに申し訳ない。さらに後人にも示しがつかない。ここで無理してこそ男道?と頑張って飲みに行くことにしました。