ご飯が美味しい＝好きな国？
今、何の因果かタイに居を構え、Ｐ・Ｔのような生活を送っている私ですが、今から20年前ほどはバックパッカーとして海外を放浪していました。その時50か国ほどを旅行した経験があります。今回のランキングはあくまで私の実体験からくる完全な主観になります。
またランキングには当時の思い出補正がされていることが多分にありますし。実はあの国は本当はご飯が美味しいんだけど、その国で嫌な思い出があって入ってない、なんてこともあります。更にただシンプルに店の店員が可愛かったから等の理由でランキングされていることもありますので、その辺りをご理解の上ご覧ください。
ではまず5位
ラオス
意外だと思われるかもしれませんがラオスです。ラオスには20年前から数えると10回くらいは行っていると思います。でも最初のころはラオスの料理に対して別に何の感想もありませんでした。特にまずいとも思わないけどめちゃめちゃ美味しいとも思っていませんでした。
それがここ最近ラオス料理に対する価値観が変わってきました。まず第一にお米がおいしい。実はラオスとカンボジア、お米が美味しいのです。タイに長期滞在している友達に、ラオス行くなら頼むから米買ってきてくれ、って頼まれることもあります。
タイ米というよりはもちもちした日本米に近い。ただその友達曰く至極の米はカンボジア米だと熱弁していましたが。そして最近気が付きました。ラオスのご飯は優しい。まるでラオス人のように。実はタイ料理とラオス料理は似ています。というかそっくりだと思います。
違いと言えばラオス料理はあまり辛くない。タイ料理を優しくした感じだということ。アラフォーになって、おじさんになってからのタイ長期滞在。タイ料理の攻撃的なこれでもかという辛さ攻撃が時にはきつくなります。
そんな時、ラオス料理の、包み込むように優しさ、とそして時に来るピリッっとした適度な刺激、これが心と体に心地良いのです。とこんなことをタイに住む友人に話したら、疲れてる？大丈夫？と心配されましたが、そう感じたのだから仕方ががありません。というわけで5位。
続いて4位
アルゼンチン
肉好きにはこのアルゼンチンはたまらない。おそらく1位だと思います。人の数より牛の数の方が多いと言われるこの国ならではだと思います。私は正直そんなに肉は食べないし好きでもないですがそれでも4位には入ります。行った時代が良かったのかもしれません。
あれは今から10年以上前。当時アルゼンチンでは100円で大皿からデロンとはみ出るサーロインステーキを食べることができました。そしてその上には、まるで山将棋のように積まれた大量のフライドポテト。二郎系ラーメンの野菜マシマシくらいのサイズでした。
20代だったけれどポテトだけでお腹いっぱいになりそうだったので申し訳ないけどポテトは食べ残しました。また肉肉しいのが凄かったのは長距離バスの車内食でした。通常アジアでもヨーロッパでもバスの車内でサービスで出てくる食事は、ビスケットやお菓子などでした。多少良くてもサンドイッチや小弁当みたいなものくらい。
それがアルゼンチンのブエノスアイレスからプエルトイグアスの長距離バスの中では、鉄板に乗ったステーキが出てきました。休憩中とかじゃなくて走っている最中に。今でもやってるのかどうか知りませんが衝撃でした。
3位
スペイン
スペインには何だかんだで3週間くらいしか滞在していました。その中でまともなレストランで食べたのは、多分5回くらいだと思います。それ以外の食事はほとんどバルのタパスと呼ばれる酒のつまみを食べていました。
生ハムやアヒージョ、トルティーヤ、小さいパエリヤ何かもありました。何を食べても美味しかった記憶があります。まあおそらくモロッコに1か月ほど滞在して、あまり美味しい物が食べられなかったから後にスペインに行ったというモロッコ補正が、あるのかもしれませんがそれを差し引いても美味しかったと思います。
そういえば、一度スペインで知り合った人にわざわざ予約してもらった、レストランのコースで食べたイカ墨のパエリアは最高でした。
2位
チェコ
自分で2位にしいておいて正直チェコ料理と言われてもあまりピンときません。これこそまさに冒頭に言った思い出補正と可愛いウエイトレス補正。チェコには1週間ほどしか滞在していませんでしたが、滞在していた格安宿の近くに小洒落たレストランがありました。
外看板に、確か5～600円くらいだったと思いますが、セットメニューがあったので、店内に入って食べてみようと思いました。その店のウエイトレスがまあ全員可愛かった。ミニスカートの制服で、しかも全員愛想が良くて日本人の私にも笑顔で接してくれました。
ということでプラハ滞在時は毎日通っていました。もちろん味も美味しかった。ただあれがなんていう料理なのかはいまだにわからないけれど。あと意外にソーセージが美味しかった。ドイツの横だからかな。あんな美味しいソーセージは初めてでした。
そして堂々の1位
タイ
タイ料理。日本食を除けば一番食べている料理。中華料理より食べていると思います。もはや第2の主食になりつつあります。元々タイを移住先に選んだ主要な理由の一つに、タイ料理が好きっていうのがあります。
日本で働いていた頃は週2くらいで食べに行き、カナダのバンクーバー留学時には、わざわざタイ料理を自炊していました。それくらいタイ料理が好きです。そういうわけで、タイ料理のどこが好きと聞かれても、日本料理のどこが好き、と言われるくらい困ります。それくらい食べるのが当たり前になっています。
あと基本的に辛い食べ物が好きというのもあります。辛い物をごはんの上なり、麵ものの中に入れて食べたい、というのが基本としてあります。好きなタイ料理は色々試して一周まわった結果、べたべたなグリーンカレーとトムヤン・クン（エビよりはイカの方が好きなので、正確にはトムヤム・プラームック）です。
以上、1、2位の理由はグダグダですが、好きな料理の国ランキングでした。
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