タイで携帯を買い替えて悪魔に魂を売りかける

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タイで悪魔に魂を売りかける

先日スマホが壊れました。使い始めてまだ半年。早すぎる一生でした。正確にいえばまだ使えるのですが、電源を入れるボタンが半分本体の中にめり込んでおり、いつ起動しなくなるか分かったものではありません。まあ様子がおかしいなとは1か月前から分かっていました。

というのもラインやフェイスブックなどが起動しずらくなる、メッセージ着信の音がならない、、こちらからアプリを起動すると連続して音が鳴る、などなど異常動作を繰り返していました。

そんなわけで現代人としてこれはマズイと思い新しいスマホを買いにいくことにしました。ちなみにタイでも、iPhone、が大人気です。日本同様ブランド化しています。しかしiPhoneは高い!!!普通に日本で買うのと同じかそれ以上の金額がします。まあ日本と違ってシムフリーなだけましなのですが。

しかしiPhoneが買えないタイ人もかなり良いスマホを持っています。昔働いていたサービスアパートの警備員ですら1万バーツ(約3万円)を超えるスマホを持っていました。もちろんオフィスで働いているタイ人(それでも当時の私の給料よりは安いはず)などは、普通にアイフォンをもっていたりしました。中古で買っても2万バーツ(6万円)はするはずなのに・・・。

そんな中私がもっていたのは、友人からもらった、しかも普通に新品で買っても2000BAHT(6000円)もしない安物でした。基本物欲がなく、効率厨の私は、最新機器に全く興味がありませんでした。

効率厨と言っても、スマホで使うのなんて、通話、LINE、フェイスブック、ツイッター、アプリを少しくらいです。友人からもらった格安中古スマホでもスペックは事足りていました。しかしそのスマホが壊れてしまいました。

どうせそれは友人からのもらい物。ただでゲットしたもの。何やかんや文句をいう資格はありません。このような金銭感覚だからこそ、低収入、低資産でも海外移住できているともいえるのですが、というわけで急きょスマホを調達する必要に迫られました。

タイには日本では中々お目にかかれないメーカーがあります。HUAWEI、や、ASUS、などは聞いたことはありますが、OPPO、VIVO、ZTE、WIKO、などなど初めて聞くメーカーが並んでいます。これらは中国だとかタイのメーカーになります。

そんな中でも私は禁断の果実に手を伸ばしそうになりました・・・それはサムスン。名誉?のために言いますが、私は別にサムスンのスマホが欲しかったわけではありませんでした。むしろ避けていました。しかし手を伸ばしてしまいました・・・。

というのも一番安かったからです。安かった、というよりサムスンはなぜかタイで安売りをしていることが多いのです。先日は、サムスンのGALAXY J2PRIME2990BAHT(約9000円)という安売りをしていました。

同タイプを持っているタイ人に言わせるとスペック的にも何も問題はないそうです(とりあえず)また日本人で電化製品に詳しい友人に聞いても、その値段だったらお買い得だ、と太鼓判を押してくれました。

しかし心ある友人からは、もう少しお金出して、ソニエリ買ったらとか、ASUSZENPHONEにしたら?というアドバイスもありました。それはそうなのですが・・・作られたスマホに罪はありません。

というわけで結局は悪魔と取引してサムスンのスマホを購入するに至っ・・・りかけたのですが、最後の最後で踏ん張りました。・・・やっぱりもうちょっとお金出してASUSにしよう、と。悪魔に魂は売れない。

事の経緯を友人数人に話すと、途中私がサムスンの携帯を買いかけたところで、皆激高しかけるのですが、最後まで話を聞いてくれとなだめ、最後の最後で思いとどまりASUSにしたことを伝えると拍手喝采となっていました。皆どれだけサムスン嫌いなんだよ。

まあ私が現在住んでいるコンドミニアムの冷蔵庫もサムスンだということは内緒なんですが。これは今の部屋に入居するときにオーナーに、新しい冷蔵庫を入れてくれ、との条件を出したことがありました。そしたらオーナー(タイ人)が購入したのが安いサムスン製だっただけなのですが・・・。

まあ家電に罪はないので文句も言わず使っています。


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